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J-GLOBAL ID：201002249951584682   整理番号：10A0059243

GHQ/SCAP文書内の文化財保護法草案・法案の分析・考案 文化財保護法の成立過程に関する研究 その1

ANALYSIS AND CONSIDERATION OF THE BILLS IN GHQ/SCAP RECORDS: Process of enactment of the law for the protection of cultural properties (Part 1)

著者 (4件)： 境野飛鳥 (筑波大 大学院人間総合科学研究科) ,  斎藤英俊 (筑波大 大学院人間総合科学研究科) ,  大和智 (文化庁 文化財部) ,  平賀あまな (筑波大 大学院人間総合科学研究科)
資料名： 日本建築学会計画系論文集  (Journal of Architecture and Planning (Transactions of AIJ))
号： 647  ページ： 253-261  発行年： 2010年01月30日 
JST資料番号： Y0894A  ISSN： 1340-4210  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 連合軍最高司令部(GHQ/SCAP)の占領統治下で施行された,文化財保護法の成立過程を検討するために,国会図書館所蔵のGHQ/SCAP文書及び大岡實博士文庫書類資料を調査した。参議院が作成した文化財保護法の草案・法案が9件,衆議院の作成した草案が1件発見された。日本語と英語に訳された草案の成立順を明らかにし,日本語と英語との対応を示した。1950年に施行された文化財保護法は,国宝保護などの文化財保護制度を変革し,無形文化財,名勝,民俗資料も含む広範で世界に類を見ないものであった。

シソーラス用語： 軍隊 ,  *資料調査 ,  *文化財保護 ,  *法規 ,  *原稿 ,  文書 ,  政府 ,  英語 ,  順序 ,  経時変化 ,  文化 ,  名所旧跡
準シソーラス用語： GHQ/SCAP ,  大岡實博士文庫書類資料 ,  参議院 ,  文化財保護法

分類 (2件)： 景観  (RD04010N) ,  建築設計,建築家,建築史  (RB04000W)

引用文献 (6件)：

• 1) 竹内敏夫・岸田実:文化財保護法詳説,刀江書院,1950
• 2) 文化財保護委員会:文化財保護の歩み,大蔵省印刷局,1960
• 3) 文化庁:文化財保護法五十年史,ぎょうせい,2001
• 4) 藤島亥治郎:「文化財保護の将来」,建築雑誌,1950.4
• 5) 藤島亥治郎:「文化財の保護に就いて」,日本建築学会研究報告,1949.10

タイトルに関連する用語 (7件)： SCAP ,  文書 ,  文化財 ,  分析 ,  考案 ,  過程 ,  研究