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J-GLOBAL ID：201002250025061569   整理番号：10A0448428

高充填ウッドプラスチックへの繊維状木粉利用

Utilization Wood Fiber for Wood-Plastic Composites of High Filler Content

著者 (1件)： 伊藤弘和 (ヤマハリビングテック(株))
資料名： 材料  (Journal of the Society of Materials Science, Japan)
巻： 59  号： 4  ページ： 259-267 (J-STAGE)  発行年： 2010年 
JST資料番号： F0385A  ISSN： 0514-5163  CODEN： ZARYA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 高充填化技術の概要を説明し,木質素材の特徴である繊維形状を利用したウッドプラスチックおよび繊維状木粉利用における課題や対策について述べた。1)高充填ウッドプラスチックの製法(木粉,プラスチック,相溶化剤,コンパウンド化),2)繊維状木粉を用いた高充填ウッドプラスチックの特徴(コンパウンドの生産性および流動性,木質素材のプラスチックへの分散,コンパウンドの生産性および流動性,木質素材のプラスチックへの分散,絡み合いと成形体の強度特性・熱膨張・流動特性),3)高充填ウッドプラスチックへの繊維状木粉利用の展望(球状シリカと流動性および耐水性,分散性の向上および凝集防止を考慮したコンパウンド手法,MDF廃材の利用),4)環境素材としての高充填ウッドプラスチック。

シソーラス用語： *木粉 ,  *プラスチック ,  *複合材料 ,  *木材 ,  相溶化剤 ,  生産性 ,  流動性 ,  木部繊維 ,  充填剤 ,  廃材 ,  押出成形 ,  射出成形 ,  剪断強さ ,  曲げ強さ ,  繊維長 ,  ポリプロピレン ,  メルトインデックス ,  ファイバボード ,  資源再生 ,  リサイクル ,  分散混合 ,  吸水率 ,  フライアッシュ ,  圧縮成形 ,  押出機 ,  凝集 ,  高分子加工機 ,  ポリエチレン ,  繊維特性 ,  二酸化ケイ素
準シソーラス用語： シリカ ,  MDF ,  *WPC【プラスチック】 ,  マテリアルリサイクル

分類 (3件)： 改良木材  (FF05033J) ,  充填剤,補強材  (YH05030J) ,  建設材料  (YH06040B)

引用文献 (39件)：

• 1) Wood Technological Association of Japan, Kansaisibu, “Guidance of WPC”, pp.6-7 (2005) Wood Technological Association of Japan.
• 2) A. A. Klyosov, “Wood-Plastic Composites”, pp.62-64 (2007) John Wiley & Sone.
• 3) K. Ikeda, M. Takatani, K. Sakamoto and T. Okamoto, “Development of fully bio-based composite: wood/cellulose deacetate/poly (lactic acid) composite”, Holzforschung, Vol.62, pp.154-156 (2008).
• 4) S. Lee, S. Wang and Y. Teramoto, “Isothermal crystallization behavior of hybrid biocomposite consisting of regenerated cellulose fiber, clay, and poly (lactic acid)”, Journal of Applied Polymer Science, Vol.108, pp.870-875 (2008).
• 5) V. P. Cyras, S. Iannace and J. M. Kenny, “Relationship between processing and properties of biodegradable composite based on PLC/starch matrix and sisal fiber”, Polymer Composites, Vol.22, No.1, pp.104-110 (2001).

タイトルに関連する用語 (2件)： ウッドプラスチック ,  木粉