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J-GLOBAL ID：201002250084223831   整理番号：10A0912599

超音速プラズマ流の失速に及ぼす中性粒子衝突の影響

Effect of Collisions with Neutral Particles on Stall Phenomena of Supersonic Plasma Flow

著者 (5件)： 長原洋 (東京工大) ,  市井宏輝 (東京工大) ,  吉田和行 (東京工大) ,  根津篤 (東京工大) ,  赤塚洋 (東京工大)
資料名： 電気学会プラズマ研究会資料  (電気学会研究会資料)
巻： PST-10  号： 41-47  ページ： 23-27  発行年： 2010年08月11日 
JST資料番号： Z0951A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 希薄気体風洞による直流アークジェットプラズマ発生装置を用いて,弱い縦磁界下の定常膨張再結合プラズマを生成し,開放端磁界に沿って流れるアルゴンアークジェットプラズマのさまざまな特性の変化をマッハプローブを用いたプラズマパラメータの測定で,実験的に調べた。2.5~3Mach数程度の超音速に加速されたプラズマが,亜音速へ遷移する現象も観測した。中性粒子との衝突効果を取り入れたモデルに基づいて数値計算を行った。実験結果をプラズマ流の中性粒子流体間の摩擦の面から,微視的には原子衝突としてモデル化し考察した。

シソーラス用語： *プラズマ流 ,  アークジェット ,  衝突効果 ,  アルゴン ,  プラズマ診断 ,  原子衝突 ,  電子温度 ,  電子密度 ,  プラズマ密度 ,  失速 ,  数値計算 ,  Mach数
準シソーラス用語： Machプローブ ,  再結合プラズマ ,  *超音速プラズマ流 ,  粒子衝突

分類 (1件)： プラズマ流,プラズマの電磁流体力学  (BJ02040I)

引用文献 (5件)：

• 佐藤邦弘:「開放端磁場エンド部での電位構造」, プラズマ・核融合学会誌, Vol.75, No.10, pp. 1180-1187(1999).
• H. Akatsuka, M. Suzuki: “Arc-Heated Magnetically Trapped Expanding Plasma Jet”, Rev. Sci. Instrum. Vol.64, No.7, pp. 1734-1739(1993).
• A. Ando, T. Watanabe, H. Tobari, K. Hattori, M. Inutake: “Evaluation of Para-Perp Type Mach Probe by Using a Fast Flowing Plasma”, プラズマ・核融合学会誌, Vol.81, No.6, pp. 451-457(2005).
• K. Yoshida, T. Kanuma, H. Ichii, A. Nezu, H. Matsuura, H. Akatsuka: “Flow Characteristics of a Cold Helium Arc-Jet Plasma along Open Field Lines”, IEEJ Trans., Vol.4, No.3, pp. 416-421(2009).
• A. Meige, R. W. Boswell, C. Charles, M. M. Turner: “One-Dimensional Particle-In-Cell Simulation of a Current-Free Double Layer in an Expanding Plasma”, Phys. Plasma, Vol.12, No.5, 052317(2005).

タイトルに関連する用語 (5件)： 超音速 ,  プラズマ流 ,  失速 ,  中性粒子 ,  衝突