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J-GLOBAL ID：201002250287081722   整理番号：10A0399984

適応2段階閾値検出と航跡信頼度判定を用いた水中自動目標検出・追尾システム

Automatic Underwater Target Detection and Tracking System using Adaptive Dual Threshold Detection and Track-Reliability Evaluation

著者 (4件)： 前田文孝 (東大 生産技研) ,  浅田昭 (東大 生産技研) ,  倉本和興 (海上保安大) ,  倉重吉範 (海上保安大)
資料名： 海洋音響学会誌  (Journal of the Marine Acoustics Society of Japan)
巻： 37  号： 2  ページ： 77-88  発行年： 2010年04月01日 
JST資料番号： L1051A  ISSN： 0916-5835  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 沿岸施設の水中監視のために,位相差時間空間分散フィルタによる誤警報低減処理,適応型2段階閾値検出による信号検出補完を用いた目標判定手法からなる自動目標検出・追尾処理(Automatic Detection and Tracking:ADT)アルゴリズムによって,誤警報を低減し,追尾持続性を向上させ,監視スキルの負担を低減させた,監視ソナーのための実用的な常時水中監視システムを開発した。シミュレーションと実験データを用いて性能を評価し,従来手法と比べて水中目標に対する航跡の追尾持続時間が4倍以上向上し,不要航跡の発生を80%以上低減する,持続性の高いADT信号処理手法であることを確認した。

シソーラス用語： *トラッキング装置 ,  閾値 ,  *水中音響 ,  水中装置 ,  *追従制御 ,  信号検出 ,  *物体認識 ,  *警報 ,  *ソナー ,  信頼度 ,  信号処理 ,  Kalmanフィルタ ,  *監視装置
準シソーラス用語： *追尾システム ,  *目標追尾 ,  位相差 ,  *自動目標認識 ,  *誤警報 ,  音響信号処理 ,  *監視システム

分類 (1件)： 水中音響応用  (BB03090U)

引用文献 (17件)：

• A. Asada and K. Kuramoto et al.,“Development of Underwater Security Sonar System,” Proc. OCEANS 2006-Asia Pacific, 1-3(2006).
• F. Maeda and A. Asada et al.,“Development Status of Sensor and System Integration for the Underwater Security Sonar System,” Proc.1st Int. Conf. and Exhibition, Structured Session L, 9-24(2008).
• M. O. Kolawole, Radar Systems, Peak Detection and Tracking (Newnes, Burlington, MA, 2002), p. 313.
• 小幡康他,“後ろ向き予測を用いた低S/N日標の追尾開始,”電予情報通信学会誌, J91-B (11), 1502-1511(2008).
• 小菅義夫他,“多口標追尾のための航跡型多重化説相関方式がJPDA方式と同一となるための順最適化方法,”電子情報通信学会誌, J80-B-II (10), 889-898(1997).

タイトルに関連する用語 (7件)： 適応 ,  段階 ,  閾値 ,  信頼度 ,  水中 ,  目標 ,  追尾システム