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J-GLOBAL ID:201002250414944069   整理番号:10A0217079

ジチアゾール誘導体の溶媒支援緩慢変換により,ペプチドデホルミラーゼの拮抗阻害剤を生産する

Solvent-assisted slow conversion of a dithiazole derivative produces a competitive inhibitor of peptide deformylase
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資料名:
巻: 1804  号:ページ: 704-713  発行年: 2010年04月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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抗生剤標的としてのそれの潜在力により,大腸菌ペプチドデホルミラーゼ(PDFEC)は阻害剤設計のモデル酵素系としての役割を果たす。この酵素の構造-機能及び阻害特性の研究において,意外にも2-アミノ-5-メルカプト-1,3,4-チアジアゾール(AMT)をジメチルホルムアミド(DMF)に溶解した時のみ,AMTはPDFECの緩慢結合阻害剤として機能することを見い出し,それは他のどのような溶媒においても起きず,及び長期間可能にした。DMF溶解AMTの時間依存性阻害能は可視領域への阻害剤の295nmスペクトルバンドの拡大と相関し,親化合物の質量の最大約2倍の増加を随伴した。これらのデータにより,DMFはAMFの緩慢二量化(ジスルフィド結合の形成を介して)を促進すること及びAMTの二量体型はPDFECの阻害剤として役割を果たすことを示唆した。後者は過酸化水素のような酸化剤によるスルフヒドリル基の単純な酸化により起きなかった。新たに合成したAMTの二量体/ジチオレート型(「bis-AMT」)は,DMFとインキュベートした時に親化合物により誘導された類似スペクトル及び阻害性質を示した。コンピュータグラフィックモデルデータにより,bis-AMTはPDFECの活性部位ポケットに確実に適合し,上記の酵素-リガンド相互作用は酵素内在Ni2+補因子との連携を含むことを明らかにした。AMTのDMF支援活性化の(bis-AMTを形成する)メカニズム,bis-AMTによるPDFECの緩慢結合阻害の全般的顕微鏡経路及び抗生剤の新種として役割を果たすbis-AMTの潜在能を提示した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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