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J-GLOBAL ID：201002250478337476   整理番号：10A0703116

生物医学利用のための生物活性ヒドロキシアパタイト-方解石ナノ複合体の合成およびキャラクタリゼーション

Synthesis and characterization of bioactive hydroxyapatite-calcite nanocomposite for biomedical applications

著者 (5件)： KUMAR G. Suresh (Dep. of Physics, Periyar Univ., Salem 636 011, IND) ,  GIRIJA E.k. (Dep. of Physics, Periyar Univ., Salem 636 011, IND) ,  THAMIZHAVEL A. (Dep. of Condensed Matter Physics, Tata Inst. of Fundamental Res., Colaba, Mumbai 400 005, IND) ,  YOKOGAWA Y. (Graduate School of Engineering, Dep. of Intelligent Materials Engineering, Osaka City Univ., Osaka 558 8585, JPN) ,  KALKURA S. Narayana (Crystal Growth Centre, Anna Univ., Chennai 600 025, IND)
資料名： Journal of Colloid and Interface Science  (Journal of Colloid and Interface Science)
巻： 349  号： 1  ページ： 56-62  発行年： 2010年09月01日 
JST資料番号： C0279A  ISSN： 0021-9797  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 有機修飾剤としてクエン酸を用いるゾル-ゲル法によるヒドロキシアパタイト(HA)の合成に関する複数の最近の報告において,洗浄が副生物およびクエン酸を除去する重要な工程であった。本研究では,クエン酸存在下でゾル-ゲル法によってHAを合成する試みを行い,従来の洗浄プロセスの代りに焼成技法を使用した。こうして得た生成物をX線回折(XRD),Fourier変換赤外(FT-IR)分光法,熱重量分析および走査電子顕微鏡法によって分析し,合成時にクエン酸が加えられたときHAとCaCO₃(方解石)とのナノ複合体の形成を確認した。HAは生物活性かつ生物再吸収性であるが速度は低すぎることが知られてい。他方,CaCO₃は高度に生物分解性である。HAとCaCO₃との組合せによって互いの欠点を補い合った。CaCO₃からの溶解Caイオンは周囲の流体の過飽和度を高め,その結果HAの生物活性が高くなった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ヒドロキシアパタイト ,  *方解石 ,  *ナノ複合材料 ,  ゾル-ゲル法 ,  生物分解 ,  飽和度 ,  *燐灰石 ,  脂肪族アルコール ,  脂肪族カルボン酸 ,  ヒドロキシ酸 ,  ポリカルボン酸
準シソーラス用語： *ナノ複合体 ,  過飽和度

分類 (2件)： コロイド化学一般  (CB11010C) ,  塩  (CD01050V)

物質索引 (1件)： クエン酸

タイトルに関連する用語 (6件)： 生物医学 ,  生物活性 ,  ヒドロキシアパタイト ,  方解石 ,  ナノ複合体 ,  キャラクタリゼーション