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J-GLOBAL ID:201002250573497073   整理番号:10A0814300

気相反応によって得た粉末ナノ粒子から合成した多結晶Ca0.9Yb0.1MnO3の熱電特性と熱起電力素子への応用

Thermoelectric Properties of Polycrystalline Ca0.9Yb0.1MnO3 Prepared from Nanopowder Obtained by Gas-Phase Reaction and Its Application to Thermoelectric Power Devices
著者 (8件):
資料名:
巻: 49  号: 7,Issue 1  ページ: 071101.1-071101.7  発行年: 2010年07月25日 
JST資料番号: G0520B  ISSN: 0021-4922  CODEN: JJAPB6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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気相反応(GPR)によって合成したCa0.9Yb0.1MnO3の粉末ナノ粒子は平均直径が47nmで,良分散の粒子によって構成されている。このGPRで合成した粉末の焼結は,通常の固体反応で合成した粉末の場合に比べて低温で急速に進むことが知られている。GPR-粉末から焼結合成したバルク材料(GPR-バルク)は平均直径が620nmの小さな結晶粒によって構成されている;この材料の形態は,比較的大きな結晶粒が互いに結合してネットワーク状の構造を持つSSR-バルクとは全く異なっている。GPR-バルクの力率は973Kにおいて最大になり,その値は0.19mWm-1K-2であることが分かった。この値はSSR-バルクの値よりも大きく,主にGPR-バルクの電気抵抗率が低いことに起因する。GPR-バルクの熱伝導度もSSR-バルクよりも小さく,これは主に結晶粒境界におけるフォノン散乱に因るものと考えられる。GPR-バルクの無次元性能指数は1073Kで最大となり,その値は0.13であることが分かった。この値はSSR-バルクの773Kにおける値の1.5倍である。脚状のp型Ca2.7Bi0.3Co4O9と脚状のn型Ca0.9Yb0.1MnO3(GPR-バルク)から成る単結合素子を作製した。測定に用いられた二つの酸化物は,幅および厚さが3.1~3.5nmで,高さが5mmであった。酸化物の温端および冷端の温度がそれぞれ1095および390Kのとき,素子は0.14Wの電力を発生することが分かった。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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半導体結晶の電気伝導  ,  熱電デバイス 

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