抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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歯車を歯切りしたストレート歯付きコンテナと,試料内径を拡張するマンドレルを用いて,素材を半径方向外向きに流動させる方法で,歯車を成形した。外径を絞る成形の際に現れたような端面のバリ状の凹凸はほとんどなく,プレスで十分に矯正が可能な成形品を得た。また,充てん,未充てんの境界は約11%付近で,外径を一回だけ絞る場合の約30%よりも小さくなった。実験条件の範囲では,マンドレルの半角は15°で未充てん長さの少なく,かつ端面凹凸の少ない成形品を得た。外側スリーブにS45C,内側コアにS15Cとした層状二層の試料を用いても,炭層とほぼ同等条件で充てんした歯車を得て,浸炭焼入を高周波焼入に置換できる可能性を確認した。また,今後解決を要する問題も現れた。