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J-GLOBAL ID:201002250887871816   整理番号:10A0783328

勾配計算法の再検討と新手法について

Reinvestigation and new method on gradient computation in MUSCL approach
著者 (1件):
資料名:
号: 09-011  ページ: 83-88  発行年: 2010年02月26日 
JST資料番号: S0762C  ISSN: 1349-113X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究の目的は,ハイブリッド格子を含む任意の多面体に対し,既存の勾配計算法は不十分であることを明らかにし,堅牢で,それを保てる範囲で高精度な新手法を構築することである。特に堅牢性に関して再構築での単調性維持の課題を取り上げ,単調性を指針に,歪んだ格子で,堅牢性と精度を調整する手法を提案する。まず基礎方程式並びにスキームの基本を示し,既存の勾配計算法として,WLSQ(Weighted Least Squares Method)による勾配計算,WLSQの空間2次精度条件,G-G(Green-Gauss)の定理による勾配計算について述べる。つぎに既存の手法の問題点を上げ,つづいて新しい勾配計算法として,G-Gの特徴を模擬する重み関数WLSQ(G)を説明し,またWLSQでは対処できない場合にG-Gに滑らかに切り替えられるようなG-GとWLSQの混合公式を示し,これをGLSQ(G-G based WLSQ)と名付ける。さらにWLSQ(G)による改良として,非等方点分布の場合,曲がった薄いセルの場合,歪んだセルでの単調性維持の課題,について示す。各勾配計算法による数値例としては,半径1の円柱周りの格子の例,球(SPHERE)およびNACA0012翼型(AIRFOIL)まわりの高レイノルズ数計算用のハイブリッド格子においての単調性条件の成立の確認,Mach数=0.3のNACA0012翼型まわり流れ場の圧力分布比較,について示される。
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分類 (1件):
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航空機の空気力学 
引用文献 (5件):
タイトルに関連する用語 (2件):
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