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J-GLOBAL ID：201002250894213603   整理番号：10A0490255

LENS処理した鋼の繰返し塑性及び疲労に及ぼすミクロ多孔性の影響

Microporosity effects on cyclic plasticity and fatigue of LENS-processed steel

著者 (5件)： XUE Y. (Mechanical and Aerospace Engineering, Utah State Univ., Logan, UT 84322, USA) ,  PASCU A. (Center for Advanced Vehicular Systems, Mississippi State Univ., Starkville, MS 39759, USA) ,  HORSTEMEYER M.f. (Center for Advanced Vehicular Systems, Mississippi State Univ., Starkville, MS 39759, USA) ,  WANG L. (Center for Advanced Vehicular Systems, Mississippi State Univ., Starkville, MS 39759, USA) ,  WANG P.t. (Center for Advanced Vehicular Systems, Mississippi State Univ., Starkville, MS 39759, USA)
資料名： Acta Materialia  (Acta Materialia)
巻： 58  号： 11  ページ： 4029-4038  発行年： 2010年06月 
JST資料番号： A0316A  ISSN： 1359-6454  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 新規開発のレーザ加工ネットシェイピング(LENS)処理した鋼の特別なミクロ組織が疲労破壊の形成及び発達機構に新しい可変性を誘発した。X線の計算トモグラフィ及び走査電子顕微鏡観察を用いてミクロ多孔性及び疲れ損傷の生成及び成長の機構を投資した。系統的観察から,疲れ亀裂の生成(潜伏)期,ミクロ組織的/物理的に小亀裂形成期及び長亀裂の発達の3つの疲れ損傷発達段階に従った破面の変化が明らかになった。疲れ亀裂はほとんど例外なく試料表面又は表面近傍に存在する比較的大きた細孔において,また稀には表面の半溶融粒子において生成した。内部の大空孔から分散した亀裂はミクロ組織的には小さな亀裂領域においてお互いを合体させ,試料を破壊する主要な臨界亀裂を形成した。この合体は疲労亀裂成長を加速させ,大幅にではないが,疲れ寿命が減少した。長亀裂領域では破面は粗くなるが,全体の表面は荷重方向に垂直になる傾向があり,これはI型の破壊である。歪硬化の減退と共にサイクル歪軟化も観察した。McDowell等の多段疲労モデルを採用して3つの疲れ破壊発達領域におけるミクロ組織効果を把握し,歪寿命の上限及び下限を予測した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *多孔性 ,  *疲れ ,  塑性 ,  疲れ亀裂 ,  破面 ,  細孔 ,  疲れ亀裂成長 ,  疲れ寿命 ,  歪硬化 ,  疲れ破壊 ,  金属組織 ,  鋼 ,  レーザ加工 ,  潜伏期 ,  空隙率 ,  気泡欠陥 ,  *オーステナイト系ステンレス鋼 ,  成形 ,  亀裂発生
準シソーラス用語： AISI316L ,  *LENS法 ,  *ミクロ多孔性 ,  ラピッドプロトタイピング【造形】 ,  レーザ成形

分類 (3件)： 機械的性質  (WB02030U) ,  金属材料  (HC03020E) ,  金属材料  (HC05020S)

タイトルに関連する用語 (5件)： Lens ,  鋼 ,  塑性 ,  疲労 ,  ミクロ多孔性