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J-GLOBAL ID：201002251015304729   整理番号：10A0866978

耐性酵素ANT(4′)の非定型ヌクレオチド認識特性:アミノグリコシド不活化のための基質としての無機トリリン酸/ポリリン酸

The Unusual Nucleotide Recognition Properties of the Resistance Enzyme ANT(4′): Inorganic Tri/Polyphosphate as a Substrate for Aminoglycoside Inactivation

著者 (4件)： REVUELTA Julia (CSIC, Madrid, ESP) ,  CORZANA Francisco (Universidad de La Rioja, La Rioja, ESP) ,  BASTIDA Agatha (CSIC, Madrid, ESP) ,  ASENSIO Juan Luis (CSIC, Madrid, ESP)
資料名： Chemistry - European Journal  (Chemistry - European Journal)
巻： 16  号： 29  ページ： 8635-8640  発行年： 2010年 
JST資料番号： W0744A  ISSN： 0947-6539  CODEN： CEUJED  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アミノグリコシド系抗生物質に対する耐性は,抗生物質のアシル-(AAC),ホスホ-(APH),ヌクレオチジルトランスフェラーゼ(ANT)による修飾により仲介されることを述べた。ANT(4′)のヌクレオチド結合ポケットは,真核生物キナーゼ,ホスファターゼと構造,配列類似性を持たないことから,酵素阻害剤デザインの標的として有望であることを指摘した。そこで,ANT(4′)によるヌクレオチド認識の分子決定因子の解析を行い,無機トリリン酸フラグメントの重要性を見出した。酵素阻害にあたって,トリリン酸の中性有機フラグメントによる置換が良好な結果をもたらすことを示した。

シソーラス用語： *ヌクレオチジルトランスフェラーゼ ,  *薬物耐性 ,  *アミノグリコシド系抗生物質 ,  黄色ぶどう球菌 ,  酵素阻害剤 ,  高エネルギーリン酸化合物 ,  ピロリン酸 ,  TOCSY ,  タンパク質 ,  活性部位 ,  計算機シミュレーション ,  NMR【磁気共鳴】 ,  MALDI-TOF MS ,  陽子磁気共鳴 ,  アデニンヌクレオチド ,  リボヌクレオチド ,  アミノ糖 ,  糖アルコール ,  デオキシ糖 ,  ピラノシド ,  グルコシド ,  三糖類 ,  飛行時間法
準シソーラス用語： ATP結合蛋白質 ,  HSQC ,  分子動力学シミュレーション ,  1H-NMR

分類 (2件)： 酵素生理  (EG03052C) ,  抗生物質一般  (GX01000E)

物質索引 (2件)： ATP【ヌクレオチド】 ,  カナマイシンA

タイトルに関連する用語 (10件)： 耐性 ,  酵素 ,  定型 ,  ヌクレオチド ,  認識特性 ,  アミノグリコシド ,  不活化 ,  基質 ,  トリリン酸 ,  ポリリン酸