文献
J-GLOBAL ID:201002251440608260   整理番号:10A0305348

ケージ化合物RT2Zn20(R=La,Pr,T=Ru,Ir)の超伝導と構造相転移

Superconductivity and Structural Phase Transitions in Caged Compounds RT2Zn20 (R=La, Pr, T=Ru, Ir)
著者 (11件):
資料名:
巻: 79  号:ページ: 033704.1-033704.4  発行年: 2010年03月15日 
JST資料番号: G0509A  ISSN: 0031-9015  CODEN: JUPSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
立方晶CeCr2Al20型構造に結晶化する4種類の化合物,LaRu2Zn20,PrRu2Zn20,LaIr2Zn20,及びPrIr2Zn20の電気抵抗率ρ,比熱C,磁化Mの測定結果を報告する。LaRu2Zn20,LaRu2Zn20,及びPrIr2Zn20は,各々,TC=0.2,0.6,及び~0.05Kで超伝導転移を見せ,PrRu2Zn20は最低0.04Kまで常伝導状態であった。これはRT2X20(T=遷移金属,X=Al,及びZn)族における初めての超伝導の観測である。さらに,構造相転移が,LaRu2Zn20,PrIr2Zn20,及びLaRu2Zn20で,各々,Ts=150,138,及び200Kに現れた。PrRu2Zn20とPrIr2Zn20では最低1.8Kまで磁気転移は見られなかった。PrIr2Zn20を2K以下まで冷却すると,温度で割った比熱,C/Tは連続的に増大し,0.4Kで5J(K2モル)に達したことから,関連する化合物YbCo2Zn20で観測されているように,PR 4f2電子がその重いフェルミオン状態に関係していると考えられる。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
金属系超伝導体の物性  ,  固相転移 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る