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J-GLOBAL ID:201002251520850045   整理番号:10A0188108

ケイ酸塩ガラス/ポリ(L-乳酸)複合材料スカフォードの凍結抽出による合成:キャラクタリゼーションおよびin vitro生体活性評価

Synthesis of silicate glass/poly(l-lactide) composite scaffolds by freeze-extraction technique: Characterization and in vitro bioactivity evaluation
著者 (4件):
資料名:
巻: 36  号:ページ: 995-1009  発行年: 2010年04月 
JST資料番号: H0705A  ISSN: 0272-8842  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究の主目的は,凍結抽出法を用いて骨工学用ケイ酸塩ガラス/ポリ(L-乳酸)複合材料スカフォードを作製し,ガラス量の変化による分解速度の適正化の可能性を評価することである。本スカフォードをSEM-EDXA,FT-IR,TGAおよびXRDにより評価した。SEM顕微鏡写真の調査から,スカフォードのポアサイズはガラス量の増加と共に縮小することが分かった。ニートポリマスカフォード(NPS)は最大ポアサイズが200μmの高度に相互結合した多孔質構造を有していた。25wt%(SP25)および50wt%(SP50)のガラスを含有する複合材料スカフォードでは,最大および最小ポアサイズはそれぞれ40μmおよび20μmであった。PLA,SP25およびSP50の見掛け空隙率はそれぞれ56.56%,52.49%および48.74%であった。分解の研究結果から,スカフォードの吸水性はガラス量の増加により低下することが分かり,SP25およびSP50でそれぞれ48.71%および30.93%に達した。また,ガラス量の増加によりスカフォードの重量損失の増加が明らかになった。PLA,SP25およびSP50の最終重量損失はそれぞれ5.44%,9.31%および26.17%であり,ガラス量の変化によりスカフォードの分解速度を調整できることが示唆された。さらに,培養溶媒のpH測定から,ガラスはポリマの酸性分解生成物を補償することが示唆された。in vitro生体活性評価において,本複合材料スカフォードはその表面にヒドロキシアパタイト層の形成を誘導できることが分かり,骨工学への適用可能性が実証された。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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セラミック・陶磁器の製造  ,  医用素材 

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