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J-GLOBAL ID：201002252738730420   整理番号：10A0714090

ラミーの構造及び性質に及ぼすN-メチルモルホリン-N-オキシドによる前処理の影響

Effects of a Pretreatment with N-Methylmorpholine-N-Oxide on the Structures and Properties of Ramie

著者 (6件)： GAO Ming (Sichuan Univ., Sichuan, CHN) ,  CHEN Sheng (Sichuan Univ., Sichuan, CHN) ,  HAN Jinshi (Sichuan Univ., Sichuan, CHN) ,  LUO Denghong (Sichuan Univ., Sichuan, CHN) ,  ZHAO Ling (Sichuan Univ., Sichuan, CHN) ,  ZHENG Qingkang (Sichuan Univ., Sichuan, CHN)
資料名： Journal of Applied Polymer Science  (Journal of Applied Polymer Science)
巻： 117  号： 4  ページ： 2241-2250  発行年： 2010年08月15日 
JST資料番号： C0467A  ISSN： 0021-8995  CODEN： JAPNAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ラミー繊維の染色性を向上させるための膨潤溶媒として汎用される水酸化ナトリウムの代替物として,環境的に優しい溶媒としてのN-メチルモルホリン-N-オキシド(NMMO)を使用した。NMMO水溶液中に浸漬した布のパジング及びベーキング前処理によってラミー布を変性した。この処理によりラミー布の化学及び結晶構造は変化しないが結晶度はいくらか低下することをFTIRとX線回折によって確かめた。赤,オレンジ及び青の各反応染料の取込及び固定速度はもとの繊維よりも変性繊維のほうが高かった。変性前処理は染色堅牢度にはほとんど変化を与えなかった。染色布のK/S(吸光係数/散乱係数)値,従って色強度は前処理によって向上した。反応染料の繊維中における拡散係数もまた前処理によって増大した。低毒性溶媒のNMMOは適切な処理条件下に水酸化ナトリウムの代替物としてラミー繊維の染色性向上のために有用であることが分かった。

シソーラス用語： *ラミー ,  *染色 ,  反応染料 ,  取込 ,  染色堅ろう度 ,  *前処理 ,  変性 ,  膨潤 ,  拡散係数 ,  利用 ,  パッド ,  ベーキング
準シソーラス用語： 代替 ,  パディング

分類 (1件)： 繊維改質  (YM02050Z)

物質索引 (1件)： 4-メチルモルホリン4-オキシド

タイトルに関連する用語 (4件)： ラミー ,  性質 ,  N-メチルモルホリン ,  N-オキシド