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J-GLOBAL ID:201002252968552017   整理番号:10A0978578

各種潤滑油の高圧粘度測定と測定容易な物性による大気圧下の圧力-粘度係数の予測(第2報)-各種合成潤滑油の結果-

High-Pressure Viscosity Measurements for Various Lubricants, and Prediction of Atmospheric Pressure-Viscosity Coefficient from the Easily Measurable Properties of Lubricant (Part 2)-Results of Various Synthetic Oils-
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資料名:
巻: 55  号:ページ: 647-658  発行年: 2010年09月15日 
JST資料番号: F0390A  ISSN: 0915-1168  CODEN: TORAEO  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本報では各種合成油に関して,高圧粘度(η<sub>pt</sub>)の測定とそれに基づく圧力-粘度係数α<sub>A</sub>(A=ot-obs)の算出結果,およびその圧力-粘度係数予測式導出結果について報告した。各種合成炭化水素油およびエステル,エーテルなどの極性油の高圧粘度を測定し,それらの大気圧下の圧力-粘度係数α<sub>A</sub>(A=ot-obs)を決定した。それらに基づき,潤滑油の測定容易なバルク物性および特性をパラメータとする圧力-粘度係数α<sub>ot</sub>予測式を導出した。これにより得た主な知見を次に示した。1)合成油のlnη<sub>pt</sub>-P関係でのlnη<sub>pt</sub>の変化傾向は鉱油と同じく有効分子量MW<sub>eff</sub>による凝集エネルギー密度CED<sub>eff</sub>に依存し,CED<sub>eff</sub><0.18の油ではP軸に対し上に凸の特性変化を,CED<sub>eff</sub>≧0.18では下に凸の特性変化を示すこと,2)α<sub>ot</sub>予測式は,合成ナフテン油など剛直かつMW<320の油には分子鎖の熱運動補正項τ<sub>o</sub>を,その他の油にはτ<sub>o</sub>と併せて分子鎖の切片流動に寄与するMW<sub>eff</sub>補正項μを導入して導出したこと,3)単一成分からなる合成油の高圧粘度発現には分子の剛さ,たわみ性,側鎖分子構造,分子間相互作用などが強く影響するため,α<sub>ot</sub>予測式は油種ごとに決定したことなど。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
潤滑一般  ,  粘性,粘弾性の計測法・機器  ,  各種石油製品及びその製造一般 

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