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J-GLOBAL ID:201002253353120997   整理番号:10A0589652

白金電極上のエタノール酸化反応におけるC-C結合の切断: 段階効果とルテニウム吸着原子の影響

Breaking the C-C Bond in the Ethanol Oxidation Reaction on Platinum Electrodes: Effect of Steps and Ruthenium Adatoms
著者 (3件):
資料名:
巻: 11  号:ページ: 1391-1394  発行年: 2010年05月17日 
JST資料番号: W1265A  ISSN: 1439-4235  CODEN: CPCHFT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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燃料電池の白金電極におけるエタノールの酸化反応の主要生成物は酢酸であるが,この酢酸分子は電極表面に強く吸着してその後のエタノール酸化を妨害している。このエタノール酸化反応の決定的段階はC-C結合の切断とそのフラグメントがCO2に変わる反応である。単原子(110)段階から分離した(111)対称のテラスをもつ特定の形の白金表面を使用して,このエタノール酸化過程を研究した。その結果,(111)テラス上では,エタノール酸化過程は4e-交換ルートのみによって進み,最終生成物は酢酸だけであることがわかった。一方,(110)段階サイトはC-C結合切断サイトとして活性化され,COとCO2の生成量が増大した。従って,C-C結合の切断は表面の特定のサイトにおいてのみ起きることがわかった。このC-C結合切断の段階では吸着原子を貯めることもできるので,この酸化反応におけるそれらの影響を調べることも可能である。Pt(332)電極上のエタノール酸化反応のFTIRスペクトルを測定して,C-C結合切断とそれらの切断フラグメントがCOおよびCO2に変換する機構を研究した。
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
電気化学反応  ,  燃料電池 

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