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J-GLOBAL ID：201002253513538659   整理番号：10A0046970

電着ダイヤモンド砥石による超音波援用マイクロ研削に関する研究 第2報:砥石端面による工作物除去に及ぼす超音波振動の影響

著者 (5件)： 嶋田慶太 (東北大) ,  立石匠 (東北大) ,  吉原信人 (東北大) ,  YAN Jiwang (東北大) ,  厨川常元 (東北大)
資料名： 砥粒加工学会誌  (Abrasive Technology)
巻： 54  号： 1  ページ： 37-40  発行年： 2010年01月01日 
JST資料番号： L0473A  ISSN： 0914-2703  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,ジルコニアは審美性の高い歯科用フレーム材料として注目されている。しかしジルコニアを歯科用フレームとして利用するためには,薄くかつ支台歯の形状に合わせて3次元形状に成形研削する必要がある。このとき工具・工作物がそれぞれ小径・薄物であるためそれらの破損が問題となる。そこで本研究ではジルコニアの成形研削に対して研削抵抗低減の効果が期待される超音波援用研削を検討している。成形研削は砥石円筒面と砥石端面の両方の加工形態の組合わせであり,前報において砥石円筒面の超音波援用研削について超音波援用の効果を理論と実験により検証した。本報では砥石端面における超音波援用研削モデルを提案するとともに,実験においても研削抵抗を60~90%程度低減できることを示した。また加工面の観察から超音波振動が加工面に与える影響を明らかにした。(著者抄録)

シソーラス用語： *ダイヤモンド砥石 ,  電気めっき ,  *研削 ,  微細加工 ,  *超音波振動 ,  工作物 ,  除去 ,  *酸化ジルコニウム ,  砥粒 ,  表面構造 ,  抵抗 ,  切削試験 ,  粒度依存性 ,  セラミック
準シソーラス用語： *マイクロ研削 ,  研削抵抗 ,  材料除去 ,  *電気めっきダイヤモンドホイール ,  *電着ダイヤモンド砥石 ,  表面テクスチャー

分類 (1件)： セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V)

引用文献 (7件)：

• WU. Study of internal ultrasonic vibration assisted grinding of small holes : Construction of ultrasonic vibration spindle and its fundamental performances. J. Jpn. Soc. Abras. Technol. 2003, 47, 10, 550
• KUMABE, Junichiro. Ultrasonic Grinding. J. Jpn. Soc. Precis. Eng. 1961, 27, 317, 369
• SHIMADA. Ultrasonic-assisted micro-grinding with electroplated diamond wheel. J. Jpn. Soc. Abras. Technol. 2009, 53, 1, 45
• UMINO. The Trial Construction of Ultrasonic Grinding Equipment and the Machining Characteristics : Study on High Efficient Grinding for Brittle Materials (1st Report). J. Jpn. Soc. Precis. Eng. 1986, 52, 1, 107
• KUMABE. Precision Drilling of Ceramics by Ultrasonic Superposition Vibration Cutting. J. Jpn. Soc. Precis. Eng. 1989, 55, 9, 366

タイトルに関連する用語 (8件)： 電着ダイヤモンド砥石 ,  超音波 ,  援用 ,  マイクロ研削 ,  研究 ,  砥石端面 ,  工作物 ,  超音波振動