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J-GLOBAL ID：201002253569512393   整理番号：10A0326148

高圧二酸化炭素を用いたマイクロ・ナノ粒子の表面改質

Surface Modification of Micron- and Nano-Sized Particles Using High Pressure Carbon Dioxide

著者 (2件)： 松山清 (福岡大学工学部 化学システム工学科) ,  三島健司 (福岡大学工学部 化学システム工学科)
資料名： 高圧力の科学と技術  (Review of High Pressure Science and Technology)
巻： 20  号： 1  ページ： 50-56 (J-STAGE)  発行年： 2010年 
JST資料番号： L1386A  ISSN： 0917-639X  CODEN： KKGIE2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 高圧のCO₂を媒体として用いるマイクロカプセル化,ナノ複合粒子生成及び高分子による無機粒子の表面改質について検討した。高分子による無機粒子の表面改質は圧力誘起相分離を利用するもので,タルク(Mg₃Si₄O₁₀(OH)₂)の表面をフッ素系高分子又はポリメタクリル酸メチルで改質した。無機ナノ粒子-高分子複合材はTiO₂又はSiO₂とポリメタクリル酸メチルの複合化で調製した。超音波を用い,液体二酸化炭素中でタルク粒子をTiO₂で被覆する実験も行い,SEM観察とEPMAから被覆が均一であることが分かった。

シソーラス用語： *二酸化炭素 ,  *表面改質 ,  ナノ粒子 ,  酸化チタン ,  二酸化ケイ素 ,  ポリメタクリル酸メチル ,  走査電子顕微鏡 ,  電子プローブX線分析 ,  *複合材料 ,  超音波 ,  カプセル封じ ,  滑石 ,  フッ素化重合体 ,  被覆 ,  *超臨界二酸化炭素
準シソーラス用語： EPMA【表面分析】 ,  SEM【顕微鏡】 ,  タルク ,  フッ素系高分子 ,  二酸化チタン

分類 (4件)： 流体論  (BJ01010U) ,  無触媒液相反応  (CB06060J) ,  非金属化合物  (CD01070R) ,  その他の無機化合物の薄膜  (BK14060A)

引用文献 (36件)：

• [1] 川口春馬編:微粒子・粉体の作製と応用 (シーエムシー出版,東京,2006).
• [2] 大西和彦編:パウダーコーティングの開発と展望 (シーエムシー出版,東京,2006).
• [3] 粉体工学会編:粒子設計工学 (産業図書,東京,1999).
• [4] 山口由岐夫:化学工学,72, 344 (2008).
• [5] 小石眞純編:マイクロ/ナノ系カプセル・微粒子の開発と応用 (シーエムシー出版,東京,2003).

タイトルに関連する用語 (4件)： 高圧 ,  酸化炭素 ,  ナノ粒子 ,  表面改質