文献

J-GLOBAL ID：201002254470595200   整理番号：10A0743441

フッ素化重合体結晶性柔軟透明膜の延伸によるラメラ配列の変化

Changes in Lamellar Arrangement of Crystalline and Flexible Fluorinated Transparent Films with Drawing

著者 (3件)： FUJIMORI Atsuhiro (Yamagata Univ., Yamagata, JPN) ,  NUMAKURA Kazuya (Yamagata Univ., Yamagata, JPN) ,  HAYASAKA Yuichiro (Yamagata Univ., Yamagata, JPN)
資料名： Polymer Engineering & Science  (Polymer Engineering & Science)
巻： 50  号： 7  ページ： 1295-1305  発行年： 2010年07月 
JST資料番号： C0640A  ISSN： 0032-3888  CODEN： PYESA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： フッ素化共重合体フィルムを200°Cで延伸し,280°Cでアニールし配向固定化した。これを,小角X線散乱,広角X線回折,示差走査熱量測定でキャラクタリゼーションした。その結果,未延伸でも等方性ではあるが,34nmのラメラ結晶を有し,延伸により僅かに結晶度が増加し,赤外線(850nm)の透過率が87から98%へ向上した。X線測定によるラメラ配列の変化をモデル図で示した。面方向と延伸側面方向ではラメラが配向し,杉綾模様を形成した。延伸と直交の端面では等方性で,結局ラメラは延伸により一軸円筒状に配列し直していた。

シソーラス用語： *フッ素化重合体 ,  *プラスチックフィルム ,  X線回折 ,  小角X線散乱 ,  *延伸 ,  *分子配向 ,  キンクバンド ,  形態 ,  焼なまし ,  光導波路 ,  層状組織 ,  示差走査熱量測定 ,  結晶度 ,  透過率 ,  *ラメラ ,  等方性 ,  広角X線回折 ,  透明膜
準シソーラス用語： *ポリテトラフルオロエチレン-co-ペルフルオロエチルビニルエーテル ,  杉綾模様

分類 (2件)： ハロゲン含有重合体  (YH07100Z) ,  高分子固体の構造と形態学  (CG02022M)

タイトルに関連する用語 (5件)： フッ素化重合体 ,  結晶性 ,  透明膜 ,  延伸 ,  ラメラ