抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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高密度積層実装技術の方向は大きく2つに分かれる。1つはチップスタックであり,もう1つはパッケージスタックである。パッケージスタックは一般的にPoPといわれている。本稿ではパッケージスタックに焦点を当てて論じた。両面電極パッケージ(DFP)は九州工業大学の筆者の研究室とジェイデバイスで開発を進めている次世代PoP技術である。DFPの製造工程は,基本的には従来のパッケージ製造工程と同じである。これに新しく配線付ポスト部品PWCを基板に接続する工程と支持板をはがす工程が追加されるだけである。現在集中的に進めているテープベースのポスト部品の製造工程を示した。DFP技術の応用はPoPへの応用にとどまらず,幅広い応用が可能であり,例えば,IC内蔵基板や高放熱パッケージ,イメージセンサさらにはウエハレベルパッケージなどにも適用可能であり,今後の高密度実装技術の基本技術になりうる可能性を秘めている。