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J-GLOBAL ID:201002254981555885   整理番号:10A0625652

地中海北東スペインの集団検体における共役リノール酸及びトランス脂肪酸の主要異性体の食事及び血漿評価

Diet and plasma evaluation of the main isomers of conjugated linoleic acid and trans-fatty acids in a population sample from Mediterranean north-east Spain
著者 (10件):
資料名:
巻: 123  号:ページ: 296-305  発行年: 2010年11月15日 
JST資料番号: H0766A  ISSN: 0308-8146  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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現研究の目的はスペイン地中海地域のカタロニアからの516成人参加者(203男性及び313女性)の食事パターンを記述し,主要トランス脂肪酸(TFA)のトランスC18:1及び2主要共役リノール酸(CLA)異性体のcis9,trans11-CLA及びtrans10,cis12-CLAの最近の食事及び血漿レベルを評価し,そしていくつかの心血管疾患危険因子とのそれらの相関を評価することであった。集団はカタロニア栄養調査から誘導された無作為検体であった。CLA異性体の血漿レベルは100志願者の下部検体において測定された。カタロニア食事は伝統的地中海型食事のいくつかの特性を保持しているようであったが,他の要素は失われていた。飽和脂肪酸(SFA),TFA,cis9,trans11-CLA及びtrans10,cis12-CLAの食事摂取は,それぞれ,エネルギー摂取量の12.3%,0.84%(2.0g/d),0.030%(71.5mg/d),及び0.0015%(3.4mg/d)であった。トランスC18:1は全血漿脂肪酸の0.19%を占め,cis9,trans11-CLA及びtrans10,cis12-CLA異性体の合計は血漿脂肪酸の約0.09%であった。トランスC18:1異性体はフレンチフライ及びペーストリの摂取と有意に相関し,cis9,trans11-CLAは乳製品及び反芻動物食肉の摂取と有意に相関した。心血管疾患危険因子のいずれもTFAあるいはCLAの血漿レベルと関係しないことが見出された。本研究の結果はモノ不飽和脂肪酸(MUFA)が,カタロニア集団の規則的オリーブ油消費のため,その集団における主要な食事脂肪供給源であることを示唆する。更に,主要なTFA及びCLAの血漿レベルはカタロニア食事が現在において強くは西洋的食事パターンによる影響を受けていないことを示唆する。しかし,カタロニア集団におけるSFAの摂取の削減が推奨されるべきである。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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食品一般  ,  栄養調査 

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