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J-GLOBAL ID：201002255895760740   整理番号：10A1245448

マイクロニードルの開発-電気化学的手法による鉄電析条件の検討-

著者 (3件)： 田光伸也 (静岡県工業技術研) ,  増井裕久 (静岡県工業技術研) ,  宮原鐘一 (静岡県工業技術研)
資料名： 静岡県工業技術研究所研究報告  (Reports of the Industrial Research Institute of Shizuoka Prefecture)
号： 3  ページ： 27-28  発行年： 2010年09月 
JST資料番号： G0604B  ISSN： 1883-2350  CODEN： SKGKBP  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 幅広い用途をもつ鉄について,電鋳による微細構造を得るために開発してきためっき液について,電気化学的手法などによって最適なめっき条件を検討した。塩化鉄(II)と硫酸鉄(II)を主成分とし,L(+)-アスコルビン酸と緩衝剤を少量添加しためっき液を試料とした。鉄めっきの電流密度の最適化と攪拌効果を検討したが,攪拌の効果は認められなかった。本めっき液では電荷移動律速領域で鉄が析出し,拡散律速から電荷移動律速に変化する電位付近で最も良好な皮膜が得られた。電流効率の低下とともに,水素発生以外の副反応が起こって,これらのことから最適な条件が求められた。

シソーラス用語： *針 ,  *科学技術 ,  電荷移動 ,  撹拌 ,  拡散律速 ,  電流密度 ,  最適化 ,  副反応 ,  微細構造 ,  塩化物 ,  鉄化合物 ,  硫酸鉄 ,  めっき液 ,  *めっき条件
準シソーラス用語： *マイクロニードル ,  *電気化学的技術 ,  塩化鉄(II)

分類 (2件)： 電気化学一般  (CB07010N) ,  電気めっき  (WC08023B)

引用文献 (2件)：

• 田光伸也他; 静岡県工業技術研究所研究報告, 2, 62-64(2009)
• 電気化学会編; 電気化学測定マニュァル 基礎編 (丸善, 2005)

タイトルに関連する用語 (6件)： マイクロニードル ,  開発 ,  電気化学 ,  手法 ,  鉄 ,  電析