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J-GLOBAL ID:201002256144416845   整理番号:10A0429116

身体の動きをともなう遠隔協調作業における上半身映像の効果

Effects of Showing User’s Upper Body in Video-mediated Collaboration
著者 (7件):
資料名:
巻: 51  号:ページ: 1152-1162  発行年: 2010年04月15日 
JST資料番号: Z0778B  ISSN: 1882-7837  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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対面協調作業においてテーブル面の共有が有効であることが示されており,遠隔地間においても同様な環境を実現することが望まれている。近年,そのような環境の実現を目指す研究が多数見受けられる一方で,テーブル面に加えて遠隔ユーザの上半身映像も投影すべきか否かの明確な設計指針はほとんど見当たらない。従来研究の共通認識は,音声通信だけでも多種多様な情報伝達が可能であり,上半身映像は基本的にあまり付加価値を生んでいないというものであった。本研究では,テーブル面を共有して行う作業の利点である「多人数(1地点に複数ユーザが参加)による動きをともなう協調作業が可能」という点に注目し,上半身映像の有無がテーブル上の作業にどのような影響を与えるかを実験により調べた。実験データを分析した結果,上半身映像を投影した場合,ユーザ相互間で上半身映像が次の動作や作業への予測や準備に寄与し,作業効率が有意に向上した。(著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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その他の情報処理  ,  図形・画像処理一般  ,  作業研究 
引用文献 (24件):
  • Fussell, S. R., Setlock, L. and Kraut, R. E.: Effects of Head-Mounted and SceneOriented Video Systems on Remote Collaboration on Physical Tasks, Proc. CHI’03, pp. 513-520, ACM Press (2003).
  • Gaver, W.: The affordances of media spaces for collaboration, Proc. CSCW’92, pp. 17-24, ACM Press (1992).
  • Gaver, W., Sellen, A., Heath, C. and Luff, P.: One is not enough: Multiple views in a media space, Proc. Interchi’93, pp. 335-341, ACM Press (1993).
  • Heath, C. and Luff, P.: Disembodied Conduct: Communication Through Video in a Multi-media Office Environment, Proc. CHI’91, pp. 99-103, ACM Press (1991).
  • Kirk, D., Crabtree, A. and Rodden, T.: Ways of the hands, Proc. ECSCW’05, pp. 1-21, Springer (2005).
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