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J-GLOBAL ID:201002256601172540   整理番号:10A0864387

炎症性痛覚過敏は脊髄における必須生理活性脂質の産生を誘導する

Inflammatory hyperalgesia induces essential bioactive lipid production in the spinal cord
著者 (11件):
資料名:
巻: 114  号:ページ: 981-993  発行年: 2010年08月 
JST資料番号: B0504B  ISSN: 0022-3042  CODEN: JONRA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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著者等は,炎症発現時の痛覚過敏と脊髄の活性脂質との関係を検証した。ハイスループット質量分析を用いて,ラットの足掌にカラジーナン(CG)を注射して生じさせた炎症における痛覚過敏と脊髄の脂質構成の変化を解析した。健常ラットの髄液並びに脊髄内に102種の脂質を同定した。CG注射で末梢性に炎症を起こさせると,髄液中のシクロオキシゲナーゼ(COX)経路と12-リポキシゲナーゼ(12-LOX)経路の脂質の変化が4時間をピークとして発現した。これに対し脊髄では,LOX由来のヘポキシリンとCOX由来のPGE2,最後にアナンダミドが別々に,一過性に増加した。μアゴニストのモルヒネ,COX阻害剤のケトロラック,LOX阻害剤のノルジヒドログアイアレチン酸は共に触覚アロディニアを抑制したが,脂質代謝物に対する効果は大きく異なっていた。これらから著者等は,COX,12-LOXは共にCGによる痛覚過敏において重要な役割を果たしていると結論した。
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