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J-GLOBAL ID：201002256767946012   整理番号：10A0577602

電磁超音波-渦電流複合プローブの高温環境モニタリングへの適用に関する検討

Application of EMAT/EC Dual Probe to Monitoring of Wall Thinning in High Temperature Environment

著者 (3件)： 浦山良一 (東北大 流体科研) ,  内一哲哉 (東北大 流体科研) ,  高木敏行 (東北大 流体科研)
資料名： 日本機械学会論文集 A編  (Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers. Series A)
巻： 76  号： 765  ページ： 587-593  発行年： 2010年05月25日 
JST資料番号： F0227B  ISSN： 0387-5008  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 原子力発電所において,経年化に伴い配管減肉の進展による配管の破損が問題となっている。定期的な超音波検査では検査対象箇所の測定に多大な時間とコストを要している。本研究では,定点監視として運転中の配管温度に適用できる高温用EMAT-ECT複合プローブを作成し,その減肉測定の有効性を評価した。その結果,高温用複合プローブは300°Cの高温環境に耐え,EMAT試験では測定温度に対して音速を補正することによって減肉の評価が可能であり,またECTにおいては数値解析により定量的に減肉を評価できることを示した。また高温環境下においてもEMATとECTとの間に測定厚さに関して相補性があることを示した。(著者抄録)

シソーラス用語： 発電所 ,  配管 ,  エロージョン腐食 ,  高温 ,  *超音波探傷 ,  *電磁場 ,  渦電流 ,  非破壊検査 ,  数値解析 ,  プローブ ,  性能試験 ,  原子力発電所
準シソーラス用語： 渦電流探傷法 ,  減肉

分類 (2件)： 非破壊試験  (HB02030F) ,  原子炉の保守  (MD05040W)

引用文献 (7件)：

• The Japan Society of Mechanical Engineers ed. Codes for Nuclear Power Generation Facilities : Rules on Pipe Wall Thinning Management for BWR Power Plants. 2006, 7-49
• YAMAGATA, N. Thickness Measuring Technology for Pipes of Thermal Power Plants. Toshiba Review. 2008, 63, 4, 46-49
• HAMADA, S. Recent Progress in the e Practical Application of Potential Drop Technique to thNDI of Thermal Power Plants. Nondestructive inspection. 2006, 55, 9, 473-477
• UCHIMOTO, T. Evaluation of Crack Sizing Capability of Novel Combined System of Electromagnetic Acoustic Transducer and Eddy Current Probe. The Proceedings of ISSNP 2007. 2007
• THOMPSON, R. B. Physical principles of measurements with EMAT Transducer. Physical Acoustics. 1990, XIX, 157-200

タイトルに関連する用語 (5件)： 超音波 ,  渦電流 ,  プローブ ,  高温環境 ,  モニタリング