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J-GLOBAL ID:201002256801844291   整理番号:10A0238597

Nantun石炭から生じた石炭フライアッシュ中のホウ素のキャラクタリゼーションへ11B MAS-NMRの応用

Application of 11B MAS-NMR to the characterization of boron in coal fly ash generated from Nantun coal
著者 (4件):
資料名:
巻: 89  号:ページ: 1006-1011  発行年: 2010年05月 
JST資料番号: C0023A  ISSN: 0016-2361  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ホウ素及びその化合物は環境的に危険な物質であり,石炭燃焼火力発電所において石炭燃焼過程に石炭フライアッシュ中に現れる凝縮生成物であると知られている。先の研究において,Ash-Nとして確認した中国,Nantun石炭から得た石炭フライアッシュ中のホウ素は,比較的大きな石炭フライアッシュ粒子の表面上に,又は均一核形成によって生成した極めて微細な粒子として存在するかも知れないと示唆した。石炭フライアッシュ中のホウ素のキャラクタリゼーションはその効果的な安定化又は除去に対し重要であるが,石炭フライアッシュ中のその濃度が低いこと,及びその軽い原子量のため,その検出は非常に困難である。本研究において,固相マジック角スピニング核磁気共鳴(MAS-NMR)技術を用いて,Ash-Nにおけるホウ素の局所化学構造を明らかにした。Ash-Nの11B MAS-NMRスペクトルにおいて,3つの酸素配位ホウ素単位(BO3)及び4つの酸素配位ホウ素単位(BO4)に帰属する2つのピークが,高分解能で観測された。計算機シミュレーションを用いて,Ash-N中のBO3単位の四重極パラメータを予測し,ホウ酸塩のパラメータを有するこれらの部分を見分けた。本分析の結果から,カルシウム-又はマグネシウム-含有オルトホウ酸塩又はパイロホウ酸塩が,Ash-N中のホウ素の最も有望な型であることが分かった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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固体燃料工業一般  ,  粒状物調査測定  ,  その他の無機化合物のNMR 

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