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J-GLOBAL ID：201002256888887897   整理番号：10A1754481

表面支援レーザ脱離/イオン化質量分析における官能化ナノ粒子とナノ構造表面

Functionalized Nanoparticles and Nanostructured Surfaces for Surface-Assisted Laser Desorption/Ionization Mass Spectrometry

著者 (2件)： ARAKAWA Ryuichi (Dep. of Chemistry and Materials Engineering, Fac. of Chemistry, Materials and Bioengineering, Kansai Univ.) ,  KAWASAKI Hideya (Dep. of Chemistry and Materials Engineering, Fac. of Chemistry, Materials and Bioengineering, Kansai Univ.)
資料名： Analytical Sciences  (Analytical Sciences)
巻： 26  号： 12  ページ： 1229-1240 (J-STAGE)  発行年： 2010年 
JST資料番号： G0673B  ISSN： 0910-6340  CODEN： ANSCEN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： LDI-補助ナノ材料としてナノ粒子(NPs)及びナノ構造表面を用いた表面支援レーザ脱離/イオン化飛行時間型質量分析(SALDI-TOF-MS)は被検質の最小フラグメンテーションを特徴とするソフトイオン化技法である。従来の有機マトリックスを用いたマトリックス支援レーザ脱離/イオン化飛行時間型質量分析(MALDI-TOF-MS)に比べて,SALDI-MSは小分子(<500Da)検出能力,簡単な試料調製,低雑音バックグラウンド,高い塩許容度,有機マトリックスなしの迅速データ収集のようないくつかの長所を有していた。SALDI性能は検出感度,低~高質量領域までの検出質量範囲,ソフトLDI過程,極性及び非極性化合物の検出,官能化NPsを用いた複合混合物からの被検質の選択的検出及びイメージング質量分析を含めた種々の応用などの観点から最近の改良について示した。ここではSALDI-MSにおける種々のNPs及びナノ構造表面に関係する最近の進歩をまとめた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *MALDI-MS ,  *レーザ脱離質量分析 ,  官能化 ,  ナノ粒子 ,  ナノ構造 ,  飛行時間法 ,  データ収集 ,  画像処理 ,  極性分子 ,  試料調製 ,  SN比 ,  文献展望
準シソーラス用語： *SALDI-MS ,  イメージング質量分析 ,  表面支援レーザ脱離イオン化質量分析法

分類 (1件)： 質量分析  (CC03013N)

引用文献 (173件)：

• TANAKA, K. Rapid Commun. Mass Spectrom. 1998, 2, 151
• KARAS, M. Anal. Chem. 1988, 60, 2299
• NIELEN, M. W. F. Mass Spectrom. Rev. 1999, 18, 309
• HANTON, S. D. Chem. Rev. 2001, 101, 527
• DEISEWERD, K. Chem. Rev. 2003, 103, 395

タイトルに関連する用語 (8件)： 支援 ,  レーザ ,  脱離 ,  イオン化 ,  質量分析 ,  官能化 ,  ナノ粒子 ,  ナノ構造