文献
J-GLOBAL ID:201002256932830814   整理番号:10A0335918

Bacillus pallidus D-アラビノースイソメラーゼ及びL-フシトールとそれの複合体のX線構造

X-ray structures of Bacillus pallidus d-arabinose isomerase and its complex with l-fucitol
著者 (5件):
資料名:
巻: 1804  号:ページ: 1359-1368  発行年: 2010年06月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
L-フコースイソメラーゼ(L-FI)として知られるD-アラビノースイソメラーゼ(D-AI)は,D-アラビノースのD-リブロースへの及びL-フコースのL-フクロースへのアルドース-ケトース異性化を触媒する。B.pallidus D-AIはD-アラビノース及びL-フコースに加えてD-アルトロースのD-プシコースへの異性化を触媒する。2-メチル-2,4-ペンタジオール,グリセロール及び阻害剤L-フシトールと複合体を形成したB.pallidus D-AIの3つのX線構造を,各々1.77,1.60及び2.60Å解像度で測定した。B.pallidus D-AIはホモ六量体を形成し,1つのサブユニットはほとんど等しいサイズの3ドメインを保持した。すなわち,2つのRossmann折畳みドメイン及び1つの(β/α)バレル折畳みドメインの疑似体である。触媒金属イオン(Mn2+)をGlu342,Asp366及びHis532で配位結合した活性部位において見い出し,追加の金属イオンをAsp453で配位結合した基質の通路のチャンネルで見い出した。X線構造により,触媒金属イオンで相互に向かい合うGlu342及びAsp366は,C2からC1及びO1からO2にプロトンを移動し,各々酸/塩基触媒として作用する大腸菌L-FIに加えてB.pallidus D-AIによるアルドース-ケトース異性化のエン-ジオールメカニズムを支持した。しかしながら,Asp366のイオン化状態を考慮すると,触媒反応は触媒金属イオンにより安定化される負電荷エンジオール酸中間体を通しておそらく生じた。大腸菌L-FLとの構造比較により,B.pallidus D-AIは「開口」と「閉鎖」型の間をおそらく相互転換すること,及びB.pallidus D-AIで見い出された追加の金属イオンはこのチャンネル領域の安定化を支援することを示唆した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酵素一般  ,  微生物の生化学 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る