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J-GLOBAL ID:201002257169725377   整理番号:10A0981495

LaFe1-yRuyAsO0.89F0.11とLaFeAsO0.89-xF0.11+xの超伝導転移温度と輸送特性

Superconducting Transition Temperatures and Transport Properties of LaFe1-yRuyAsO0.89F0.11 and LaFeAsO0.89-xF0.11+x
著者 (6件):
資料名:
巻: 79  号:ページ: 094702.1-094702.6  発行年: 2010年09月15日 
JST資料番号: G0509A  ISSN: 0031-9015  CODEN: JUPSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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標題系の輸送特性と超伝導転移温度Tcを,種々のx値とy値に対して実験により調べた。筆者らがこれ迄に報告した結果と併せ,今や多数のRFe1-yMyAsO0.89F0.11(R=La,Nd,M=Co,Mn,Ru)及びRFeAsO0.89-xF0.11+x試料群に対するデータが得られる。CoとMn原子のドーピングは電子と正孔をFeAs面にそれぞれ導入する。また,それらは多かれ少なかれ不規則性効果を導入する。Ru原子はキャリア電子や正孔の数を変えずにFeAs面に散乱中心を導入する。対照的に,F原子は電子キャリアを導入するが,不規則性効果や散乱中心をFeAs面に導入しない。これらの研究から,ドーピングによりTc抑制の二種類の明白な機構が存在すると結論できる。ドープ原子が伝導面内にあるか否かに無関係に,機構の一つとして相反空間におけるΓ点の周りの正孔Fermi面の面積の消滅又は縮小を明白に示した。もう一つの機構はMnドーピングに対して観測した電子局在である。非磁性Ru原子とCu原子による散乱に起因したTc抑制の速度は,対ブリージング理論から予測されるものに比べて無視できることが分かった。これは系が超伝導秩序パラメータのS2対称性を持たないことを示唆した。(翻訳著者抄録)
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酸化物系超伝導体の物性 
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