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J-GLOBAL ID:201002257228493590   整理番号:10A0761210

ヨーグルトペプチドの酸化防止活性:パート1-ω-3脂肪酸富化ミルクにおけるin vitro実験及び評価

Antioxidant activity of yoghurt peptides: Part 1-in vitro assays and evaluation in ω-3 enriched milk
著者 (4件):
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巻: 123  号:ページ: 1081-1089  発行年: 2010年12月15日 
JST資料番号: H0766A  ISSN: 0308-8146  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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現研究の目的は,ヨーグルト発酵時に放出されるペプチドの可能性のある酸化防止作用に特別の焦点を当て,魚油富化ヨーグルトの高酸化安定性に寄与する重要因子を調べることであった。ヨーグルト試料は糖類及び乳酸が除去され,その後に,30kDa,10kDa及び3kDaのカットオフサイズを持つ膜を用いて限外濾過により分画化された。画分は,リポソームモデルシステム,1,1-ジフェニル-2-ピクリルヒドラジルラジカル捕捉活性,鉄キレート化活性,及び還元力における酸化阻害を調べることにより,酸化防止活性について試験された。低分子量画分は高分子量画分より効率的な酸化防止剤であることが分かった。低分子量画分は魚油富化ミルクにおける酸化防止剤として更に試験された。過酸化物価,揮発分,トコフェロール及び官能特徴に基づけば,低分子量画分の3~10kDa及び<3kDaは魚油の酸化に対してカゼインホスホペプチドと同程度の保護を示した。また,ヨーグルトの酸素含量もミルクのそれより低いことが分かった。このように,我々の発見事項は,ヨーグルトのより高い酸化安定性は乳酸菌によるミルクの発酵時に放出される酸化防止性ペプチド及び/又はヨーグルトの低酸素含量によるためであり,それはその後にヨーグルトに組み込まれた魚油の酸化ストレスを削減すると示唆する。結果は酸化防止性ペプチドが魚油の富化された食品中の添加剤としてそれらの酸化安定性を増加するために使えることを示す。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
乳製品  ,  食品の分析  ,  蛋白質・ペプチド一般  ,  食用油脂,マーガリン 

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