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J-GLOBAL ID：201002257419033344   整理番号：10A1158544

部分流れサイクル超臨界CO₂ガスタービンの熱力学解析

Thermodynamic Analysis of Part-Flow Cycle Supercritical CO₂ Gas Turbines

著者 (1件)： UTAMURA Motoaki (Tokyo Inst. Technol., Tokyo, JPN)
資料名： Journal of Engineering for Gas Turbines and Power  (Journal of Engineering for Gas Turbines and Power)
巻： 132  号： 11  ページ： 111701.1-111701.7  発行年： 2010年11月 
JST資料番号： E0270B  ISSN： 0742-4795  CODEN： JETPEZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 作動流体として超臨界二酸化炭素を用いた閉形ガスタービンのサイクル特性を調べた。サイクルに固有な熱交換器の熱伝達の限界に起因する熱効率の悪化に注目して,その原因と矯正法を明らかにした。その結果,従来のクローズドBraytonサイクルは回収熱交換器内部のピンチポイントの出現によって,僅かではあるが熱効率(η)の7%の低下を見受けた。このピンチ効果を抑制するには,部分流れサイクルが有力な候補であった。部分流れ比(ψ)の最適集合とタービン膨張比(φ)はηを6%で回収を可能にし,45%を生じた。部分流れサイクルでは,ηは熱交換器の圧力降下比に極めて敏感であり,マイクロチャネル熱交換器が有望な候補である。圧縮機および/或いはタービンの断熱効率に加え回収熱交換器の温度有効性はηに敏感でない。この特性はS-CO₂サイクルを小能力分散発電に応用することを可能にした。

シソーラス用語： サイクル ,  *二酸化炭素 ,  *ガスタービン ,  解析 ,  流体 ,  熱交換器 ,  熱効率 ,  点 ,  Braytonサイクル ,  ピンチ効果 ,  比率 ,  回収 ,  圧力損失 ,  発電 ,  *超臨界二酸化炭素
準シソーラス用語： ピンチポイント ,  マイクロチャネル熱交換器 ,  圧力降下 ,  回収熱交換器 ,  矯正法 ,  原因 ,  作動流体 ,  熱力学解析 ,  部分流 ,  部分流れサイクル ,  分散発電 ,  膨張比

分類 (1件)： ガスタービン  (PB02040Y)

タイトルに関連する用語 (5件)： 流れ ,  サイクル ,  超臨界CO2 ,  ガスタービン ,  熱力学解析