文献

J-GLOBAL ID：201002257720847055   整理番号：10A0445109

4唐辛子品種(Capsicum annuum L.)の生物活性化合物,抗酸化能力及び腸管生体接触性

Bioactive Compounds of Four Hot Pepper Varieties (Capsicum annuum L.), Antioxidant Capacity, and Intestinal Bioaccessibility

著者 (3件)： HERVERT-HERNANDEZ Deisy (Universidad Complutense de Madrid, Madrid, ESP) ,  SAYAGO-AYERDI Sonia G. (Universidad Complutense de Madrid, Madrid, ESP) ,  GONI Isabel (Universidad Complutense de Madrid, Madrid, ESP)
資料名： Journal of Agricultural and Food Chemistry  (Journal of Agricultural and Food Chemistry)
巻： 58  号： 6  ページ： 3399-3406  発行年： 2010年03月24日 
JST資料番号： C0251A  ISSN： 0021-8561  CODEN： JAFCAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 唐辛子(Capsicum annuum)は食品とスパイスとして摂食される重要な野菜である。メキシコで高消費されている4唐辛子品種のカロチノイドとフェノール類含有量及び抗酸化作用を測定した。またin vitro胃腸オデルを用いてヒト健康に大きく関係するカロチノイドの腸管生体接触性の程度を推定した。熟期における熱乾燥唐辛子は高含有の生物活性化合物をもち,多価フェノールとカロチノイドのような有意な抗酸化作用を示した。消化酵素作用により食品マトリックスから放出された量は全多価フェノールの約75%であり,β-カロチンとゼアキサンチンの場合に49%,β-クリプトキサンチンの場合には1%であった。これらの結果は,これらのアロテノイドの50から80%が結腸に達し,発酵又は無利用の可能性があることを示した。

シソーラス用語： *トウガラシ ,  生物活性 ,  アクセシビリティ ,  香辛料 ,  カロチノイド ,  含有量 ,  酸化防止 ,  多価フェノール ,  消化酵素 ,  発酵 ,  野菜 ,  胃腸管 ,  メキシコ合衆国
準シソーラス用語： 健康 ,  抗酸化活性 ,  成熟期

分類 (3件)： 野菜  (FC03043X) ,  調味料,香辛料  (FJ10010W) ,  食品の化学・栄養価  (FJ01020J)

タイトルに関連する用語 (8件)： 唐辛子 ,  品種 ,  Capsicum ,  生物活性化合物 ,  酸化能力 ,  腸管 ,  生体 ,  接触性