抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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北海道立地下資源調査所は,独立行政法人北海道総合研究機構地質研究所となった.この研究所の中長期研究戦略に,地質地盤情報の整備計画を策定し,地質情報グループを組織し,この整備計画を推進している.北海道は我が国の中でも,地質図幅の整備がすすんでおり,もっとも整備が進んでいる地域である.そのために,ほかの地域では考えられないA)初期の地質図ではデータが古いB)境界部がつながらないC)基図となった地形図の問題などデータが問題点がある.これらの状況をふまえつつ,国土交通省と連携しながら,北海道の独自の問題を解決しつつ,ボーリングデータや地質図情報を中心とする地質情報を公開するためのシステムの構築をすることが大切である.北海道の地質地盤情報の整備が緊の課題であるが,北海道立地質研究所は,このような状況に鑑み,地質情報の基礎となる各機関が保有するボーリングデータの収集整備を早急に行う必要があることを認識しつつ推進している.