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J-GLOBAL ID:201002258501121541   整理番号:10A0681118

基礎構造物の設計技術 泥水濃度に着目した場所打ちコンクリートの強度評価法

A Method of Evaluating Compressive Strength for Cast-In-Place Concrete Focused on Drilling Fluid Density
著者 (4件):
資料名:
巻: 24  号:ページ: 17-22  発行年: 2010年07月01日 
JST資料番号: X0700A  ISSN: 0914-2290  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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鉄道構造物等設計標準・同解説 基礎構造物では,場所打ち杭,深礎杭,連壁基礎の設計に用いるコンクリート強度等の特性値は,施工条件として気中条件,自然泥水条件(ベントナイト泥水濃度3%未満)およびべントナイト泥水条件(ベントナイト泥水濃度3%以上~10%以下)によって3種類に分け,低減係数βをコンクリートの呼び強度(設計基準強度)に掛け合わせ求めている。従来,安定液は,ベントナイト安定液が使用されてきたが,最近ではコンクリートとの置換性が重視され,低比重・低中粘性のポリマーを併用した安定液が使用されるようになってきたが,その品質については十分な検討がなされておらず,場所打ち杭のコンクリート強度等に関する取り扱いの規定もない。著者らは,ポリマーを併用した安定液中に打設されるコンクリートの強度等を明らかにする目的として,場所打ち杭の施工を模擬したコンクリートの打設試験,コア供試体の強度試験等を実施した。その結果,コンクリートの強度等は,ポリマー濃度よりもベントナイト濃度に依存し,ベントナイト濃度の増加とともに,減少することが明らかになった。本研究では,場所打ちコンクリートの品質に影響を与える孔内水の泥水濃度(泥水比重)に着目し,実施工現場の初期安定液の配合実態調査,工法別の泥水濃度の実態調査を実施した上で,泥水中のコンクリート強度等の特性値を求める新たな低減係数βを提案し,実杭のコア供試体を対象に提案した低減係数βの妥当性を検証した。また,これより得られた知見を示した。
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分類 (1件):
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その他の各種基礎,基礎工 
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