リゾチーム安定性および熱変性に対する尿素およびグアニジン塩酸塩の影響  活性,蛋白質動力学および立体配座変化の間の相関

HEDOUX Alain; HEDOUX Alain; HEDOUX Alain; KRENZLIN Stefanie; KRENZLIN Stefanie; PACCOU Laurent; PACCOU Laurent; PACCOU Laurent; GUINET Yannick; GUINET Yannick; GUINET Yannick; FLAMENT Marie-Pierre; FLAMENT Marie-Pierre; SIEPMANN Juergen; SIEPMANN Juergen

文献

J-GLOBAL ID：201002258715189062 整理番号：10A1456254

リゾチーム安定性および熱変性に対する尿素およびグアニジン塩酸塩の影響活性,蛋白質動力学および立体配座変化の間の相関

Influence of urea and guanidine hydrochloride on lysozyme stability and thermal denaturation; a correlation between activity, protein dynamics and conformational changes

出版者サイト複写サービスで全文入手 {{ this.onShowCLink("http://jdream3.com/copy/?sid=JGLOBAL&noSystem=1&documentNoArray=10A1456254&COPY=1") }}
高度な検索・分析はJDreamⅢで {{ this.onShowJLink("http://jdream3.com/lp/jglobal/index.html?docNo=10A1456254&from=J-GLOBAL&jstjournalNo=A0271C") }}

著者 (15件)： , , , , , , , , , , , , , ,
資料名：
巻： 12 号： 40 ページ： 13189-13196 発行年： 2010年10月28日
JST資料番号： A0271C ISSN： 1463-9076 CODEN： PPCPFQ 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：イギリス (GBR) 言語：英語 (EN)

尿素およびグアニジン塩酸塩は蛋白質の変性剤として利用されているが,変性の機構については直接蛋白質に作用するのかまたは蛋白質の周囲の水の構造の変化を通じて作用するのかなど未解明の問題がある。活性測定,ミクロ熱量測定法およびRaman分光法を用いてH₂OおよびD₂O中に溶解したリゾチームに対する尿素およびグアニジン塩酸塩の効果を検討した。尿素存在下でリゾチームは溶融球状態となりα-ヘリックス構造の畳込み解除は起らず,従って活性低下は軽微(最大約15%)であったが,グアニジン塩酸塩存在下でリゾチームは立体配座変化し,活性低下も顕著(最大40%)であった。尿素およびグアニジン塩酸塩の蛋白質変性作用は蛋白質との直接相互作用によると考えた。

, , , , ,
, ,

脂肪族尿素・カルバミド酸・グアニジン , 分子構造

, , , , , , , ,

前のページに戻る

リゾチーム安定性および熱変性に対する尿素およびグアニジン塩酸塩の影響 活性,蛋白質動力学および立体配座変化の間の相関

リゾチーム安定性および熱変性に対する尿素およびグアニジン塩酸塩の影響活性,蛋白質動力学および立体配座変化の間の相関