文献

J-GLOBAL ID：201002258780587792   整理番号：10A0031488

110キロワット誘導結合プラズマ加熱装置の包括的流れ特性

Comprehensive Flow Characterization in a 110-Kilowatt Inductively-Coupled-Plasma Heater

著者 (4件)： FUJITA Kazuhisa (Japan Aerospace Exploration Agency, Tokyo, JPN) ,  SUZUKI Toshiyuki (Japan Aerospace Exploration Agency, Tokyo, JPN) ,  MIZUNO Masahito (Japan Aerospace Exploration Agency, Tokyo, JPN) ,  FUJII Keisuke (Japan Aerospace Exploration Agency, Tokyo, JPN)
資料名： Journal of Thermophysics and Heat Transfer  (Journal of Thermophysics and Heat Transfer)
巻： 23  号： 4  ページ： 840-843  発行年： 2009年10月 
JST資料番号： T0545A  ISSN： 1533-6808  CODEN： JTHTEO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 電気加熱風洞は大気再突入機用の熱防御システム(TPS)材料の性能を評価するための地上試験施設の一つとして広く利用されている。本研究ではSPRADIAN2によるラインバイラインスペクトル解析と共に一次元半径方向イメージング分光分析を行い,宇宙航空研究開発機構の航空宇宙研究所での110kW誘導結合プラズマ(ICP)加熱装置での試験流に関する詳細な情報を求めた。広範囲の作動条件での窒素と空気流に関して,温度と不純物を含む化学種濃度の半径方向分布を十分な精度で求めた。窒素試験流については加熱装置点火前の不十分な真空排気により,許容できない量のOとNOで汚染されていることを示した。窒素試験流からOとNOを除去するため,試験区間での周囲空気を,加熱装置点火前に窒素で置換した。結果としてOとNOの濃度は0.1倍に減少することを示した。流動汚染の不十分な減少については,ICP加熱装置設備の将来の改良に関する指針として示した。

シソーラス用語： *誘導結合プラズマ ,  窒素 ,  空気流 ,  温度分布 ,  化学種 ,  濃度分布 ,  *流れ特性 ,  *熱防御 ,  断熱 ,  再突入 ,  性能試験 ,  試験装置 ,  *加熱器 ,  分光分析 ,  スペクトル解析 ,  数値解法 ,  *プラズマ加熱 ,  *性能評価 ,  地上試験 ,  ライン-バイ-ライン法 ,  *宇宙機 ,  *プラズマ ,  *飛翔体
準シソーラス用語： *宇宙飛行体

分類 (1件)： 風洞,各種試験装置,付属装置  (QK03010A)

タイトルに関連する用語 (3件)： 誘導結合プラズマ ,  加熱装置 ,  流れ特性