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J-GLOBAL ID：201002259272992890   整理番号：10A0004632

高分子電解質燃料電池の強化性能に対するミクロ多孔性層被覆ガス拡散層

Microporous layer coated gas diffusion layers for enhanced performance of polymer electrolyte fuel cells

著者 (3件)： KITAHARA Tatsumi (Dep. of Mechanical Engineering, Fac. of Engineering, Kyushu Univ., 744 Motooka, Nishi-ku, Fukuoka 819-0395, JPN) ,  KONOMI Toshiaki (Dep. of Mechanical Engineering, Fac. of Engineering, Kyushu Univ., 744 Motooka, Nishi-ku, Fukuoka 819-0395, JPN) ,  NAKAJIMA Hironori (Dep. of Mechanical Engineering, Fac. of Engineering, Kyushu Univ., 744 Motooka, Nishi-ku, Fukuoka 819-0395, JPN)
資料名： Journal of Power Sources  (Journal of Power Sources)
巻： 195  号： 8  ページ： 2202-2211  発行年： 2010年04月15日 
JST資料番号： B0703B  ISSN： 0378-7753  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高分子電解質燃料電池(PEFC)の性能に及ぼすガス拡散層(GDL)用のミクロ多孔性層(MPL)設計パラメータの影響について明らかにした。適正なMPL設計パラメータは,供給ガスの加湿に依存し変化する。低加湿下では,MPL孔径およびMPLのポリテトラフルオロエチレン(PTFE)含有量両者の減少は,膜電極アセンブリ(MEA)の乾燥を防止し,PEFC性能を強化することに効果的である。MPL厚さを大きくすることはまた,MEAの湿度を維持するために有効である。しかしながら,MPLの厚さがあまりに厚すぎると,MPLを通過して電極への酸素輸送が低下する。それはPEFC性能を下げることになる。高加湿下では,MPLの平均流れ孔径を3μmまで小さくすることは,フラッディング防止やPEFC性能の強化に対して有効である。しかしながら,孔径があまりに小さすぎると,PEFC性能は減少する傾向を持つ。基板へ貫通されるMPL厚さの低下と同時にPTFE含有量を20質量%まで増大させることが,フラッディングを防止し,MPLの能力を強化する。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *固体高分子形燃料電池 ,  多孔性 ,  *拡散層 ,  複合膜 ,  フラッディング ,  疎水性 ,  水管理 ,  電流電圧特性
準シソーラス用語： *高分子電解質燃料電池 ,  ミクロ多孔性 ,  *ガス拡散層 ,  多孔質ポリテトラフルオロエチレン ,  膜電極アセンブリ

分類 (1件)： 燃料電池  (YB04040V)

タイトルに関連する用語 (4件)： 高分子電解質燃料電池 ,  強化 ,  多孔性層 ,  ガス拡散層