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J-GLOBAL ID:201002259296928760   整理番号:10A0817344

フェニトロチオンの塩素処理副産物

Chlorination by-products of fenitrothion
著者 (7件):
資料名:
巻: 62  号:ページ: 85-91  発行年: 2010年 
JST資料番号: A0070A  ISSN: 0273-1223  CODEN: WSTED4  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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広く使用されている有機リン系殺虫剤フェニトロチオン自体は変異原性はないが,著者等は次亜塩素酸ナトリウムとの反応で変異原性を生じることを報告した。本報ではフェニトロチオンと次亜塩素酸ナトリウムとの反応生成物を同定し,その変異原性を調べた。塩素処理副産物の同定は,四重極質量分析を用いたGC-MS分析で行い,変異原性は,S9mixによる外因的活性化なしのSalmonella typhimurium TA100を用いたAmes試験で行った。フェニトロチオンの酸化,加水分解と塩素化による6つの反応生成物を想定し,これらはすべてGC-MS分析で確認できた。これら6つの生成物はすべて変異原性はなかったが,この内3つがフェニトロチオンと共に変異原性物質生成能を有していた。特に加水分解物の3-メチル-4-ニトロフェノールはフェニトロチオンより変異原性物質生成能が19倍高く,3-メチル-4-ニトロフェノールと塩素との反応物が変異原性物質であることを示唆した。
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分類 (3件):
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その他の汚染原因物質  ,  用水の化学的処理  ,  害虫に対する農薬 
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