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J-GLOBAL ID：201002259404720178   整理番号：10A0433157

発話動作における時間軸修正量と補償動作の関係

Relationship between perturbation level and compensatory response on articulatory movements.

著者 (2件)： 大金林太郎 (早稲田大 大学院スポーツ科学研究科) ,  誉田雅彰 (早稲田大 スポーツ科学学術院)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 109  号： 451(SP2009 148-169)  ページ： 69-73  発行年： 2010年02月25日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 発話の局所的な時間軸伸縮を伴った修正聴覚フィードバックに対しての補償動作を検討した。自然な音質を保った時間軸伸縮を行うためにTD-PSOLA法を用い,半母音の/ya/,母音連鎖/ia/の遷移の開始時点から50msの区間に対して時間軸伸縮を行った。実験では時間軸伸縮量として0.5倍から1.8倍までを設定し,時間軸の修正パラメータとして用いた。補償量を評価するための尺度としてフォルマント周波数の遷移時間,最大速度,平均速度を使用し定量的に評価した。その結果,局所的な補償動作は,時間軸を伸ばす方向によく現れ,縮める方向にもわずかながら現れるという傾向が見られた。(著者抄録)

シソーラス用語： *発話 ,  ホルマント ,  *フィードバック ,  音声合成 ,  補償 ,  キャリブレーション ,  生理音響 ,  聴覚マスキング ,  音声分析 ,  情報
準シソーラス用語： 骨導音 ,  *時間軸 ,  *聴覚フィードバック ,  特徴量

分類 (1件)： 音声処理  (JE05000E)

引用文献 (8件)：

• LEE, B. Some Effects of Side-tone Delay. J. Acoust. Soc. Am. 1950, 22, 639-640
• BURNETT. Voice F0 Responses to Pitch-Shifted Auditory Feedback : A Preliminary Study. J Voice. 1997, 11, 202-211
• BURNETT. Voice F0 responses to manipulations in pitch feedback. J. Acoust. Soc. Am. 1998, 103, 3153-3161
• LARSON. Effects of pitch-shift velocity on voice F0 responses. J. Acoust. Soc. Am. 2000, 107, 559-564
• KAWAHARA, Hideki. Interactions between speech production and perception under auditory feedback perturbations on fundamental frequencies. J. Acoust. Soc. Jpn. 1994, 15, 3, 201-202

タイトルに関連する用語 (3件)： 発話 ,  時間軸 ,  補償