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J-GLOBAL ID:201002259509671571   整理番号:10A1537617

ケンペロールはヒト骨肉腫U2OS細胞の小胞体ストレスおよびミトコンドリア依存性経路によりアポトーシスを誘導する

Kaempferol induced apoptosis via endoplasmic reticulum stress and mitochondria-dependent pathway in human osteosarcoma U-2 OS cells
著者 (11件):
資料名:
巻: 54  号: 11  ページ: 1585-1595  発行年: 2010年11月 
JST資料番号: H0535A  ISSN: 1613-4125  CODEN: MNFRCV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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天然フラボノイドの1種であるケンペロールは癌細胞系でのアポトーシス誘発が報告されていたが,骨肉腫での報告はなかったことから,ヒト骨肉腫U2OS,HOS,143Bでの抗腫瘍作用とその分子機構を検討した。この結果,特にU2OS細胞でケンペロールによる用量依存的な細胞生存率低下が認められた。コメットアッセイ,DAPI染色およびDNAゲル電気泳動からU2OS細胞のDNA損傷およびアポトーシスの効果が確認された。フローサイトメトリーにより細胞質カルシウムイオン濃度上昇とミトコンドリア膜電位低下が検出された。ウェスタンブロット法および蛍光酵素的分析からケンペロール処理が小胞体ストレス経路およびミトコンドリアシグナル経路に関連する蛋白質の時間依存的発現に影響していることが示唆された。in vivoでのケンペロールの抗腫瘍作用は,U2OS細胞を接種したBALB/cnu/nuマウスで確認した。これらの結果から,ケンペロールによるヒト骨肉腫細胞の抑制がin vivoおよびin vitroの両方で確認された。
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分類 (3件):
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ピランの縮合誘導体  ,  抗腫よう薬の基礎研究  ,  食品の化学・栄養価 
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