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J-GLOBAL ID：201002259605386381   整理番号：10A0544175

微生物トランスグルタミナーゼを用いた蛋白質フィルム生産のパラメータ最適化

Parameter Optimization of Protein Film Production Using Microbial Transglutaminase

著者 (3件)： PATZSCH Katja (Martin Luther Univ. Halle-Wittenberg, Halle (Saale), DEU) ,  RIEDEL Kristin (Martin Luther Univ. Halle-Wittenberg, Halle (Saale), DEU) ,  PIETZSCH Markus (Martin Luther Univ. Halle-Wittenberg, Halle (Saale), DEU)
資料名： Biomacromolecules  (Biomacromolecules)
巻： 11  号： 4  ページ： 896-903  発行年： 2010年04月 
JST資料番号： W1325A  ISSN： 1525-7797  CODEN： BOMAF6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 種々の緩衝溶液中で種々の反応条件(時間,温度など)の下での微生物トランスグルタミナーゼ(MTG)によるカゼインナトリウム(SC)の酵素的橋かけによりSCフィルム(I)を調製した。Iの構造と性質を引張試験,ヒドロキサメートアッセイ,光学顕微鏡法,SDS-PAGEにより調べた。りん酸Na緩衝液を用いるとIの表面にりん酸Na結晶が析出し好ましくなかった。グリセロール(SC用可塑剤)入り緩衝液を用いることで透明で滑らかなIを得た。酵素反応条件及びフィルム乾燥条件はIの機械的性質に多大な影響を及ぼした。Iの引張強さ,伸びを市販石油系フィルム(ポリプロピレンフィルムほか)のそれらと比べた。Iは引張強さにおいて市販石油系フィルムに劣ったが伸びにおいて同等であった。この違いを主にフィルム製造法の違いにより説明した。

シソーラス用語： *トランスグルタミナーゼ ,  酵素活性度 ,  濃度依存性 ,  pH依存性 ,  温度依存性 ,  バイオ触媒 ,  *培養条件 ,  *カゼイン ,  生体高分子 ,  緩衝液 ,  マルトデキストリン ,  *架橋【高分子】 ,  引張強さ ,  伸び ,  脂肪族アルコール ,  ポリオール
準シソーラス用語： *カゼインナトリウム ,  プロセス最適化 ,  *橋架け ,  *培養温度

分類 (2件)： 高分子と低分子との反応  (CG03020L) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

物質索引 (2件)： グリセロール ,  (2S)-2-アミノ-5-ヒドロキシ-5-(ヒドロキシイミノ)ペンタン酸

タイトルに関連する用語 (4件)： 微生物トランスグルタミナーゼ ,  蛋白質 ,  フィルム ,  パラメータ最適化