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J-GLOBAL ID:201002259871947119   整理番号:10A0832338

水産食品からのEnterococcus faeciumの単離及び同定:抗微生物薬耐性及びバクテリオシン様物質の生産

Isolation and identification of Enterococcus faecium from seafoods: Antimicrobial resistance and production of bacteriocin-like substances
著者 (5件):
資料名:
巻: 27  号:ページ: 955-961  発行年: 2010年10月 
JST資料番号: A0012B  ISSN: 0740-0020  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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非調理水産食品(軟体動物,魚類及び魚類フィレ)からの単離菌のコレクションをE.faecium種として同定し,さらに詳細に研究した。単離菌をERIC-PCR解析後に食品起源により十分に特定されたゲノム群においてクラスター化した。4単離菌(FR1-2,FB1-3B,FB3-1,FTA1-2)はリシン,オルニチン及びチロシンを脱炭酸した。また単離菌FR1-2はヒスチジンを脱炭酸した。大部分の単離菌は臨床使用抗生剤に感受性であったが,ニトロフラントイン(50%),エリスロマイシン(33.33%)またはリファンピシン(33.33%)からキノプリスチン/ダルホプリスチン(12.5%)への耐性を高頻度に見い出した。βラクタムまたはバンコマイシンへの耐性を検出しなかった。腸球菌A抗原は高頻度に検出された推定毒性形質であった。単離菌は溶血素/細胞溶解素遺伝子を保持しなかった。また12単離株は抗リステリア活性を生産した。これらの間で,7単離菌は他の腸球菌に対するバクテリオシン様阻害物質を生産し,1単離株は黄色ぶどう球菌を阻害した。3単離株のみがリステリア菌に対して活性であり,2株のみが腸球菌に対して活性であった。1株のバクテリオシン生産単離株はエンテロシンA構造遺伝子を保持したが,他のエンテロシン(EntB,EntP,EntQ,Ent1071,EntL50A/EntL50B及びEnt31)に対応する遺伝子を検出しなかった。好ましくない特性(抗生剤耐性または生体アミン生産のような)を欠いたバクテリオシン生産腸球菌またはこれらの生産バクテリオシンは,水産食品及び他の食品産物の保存を支援する潜在的候補品であるだろう。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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食品添加剤 

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