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J-GLOBAL ID：201002260356632200   整理番号：10A0216133

蛋白質の速い折畳み過程での過渡中間体の固体核磁気共鳴法による検出

Detection of a Transient Intermediate in a Rapid Protein Folding Process by Solid-State Nuclear Magnetic Resonance

著者 (3件)： HU Kan-Nian (National Inst. of Health, Maryland) ,  YAU Wai-Ming (National Inst. of Health, Maryland) ,  TYCKO Robert (National Inst. of Health, Maryland)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 132  号： 1  ページ： 24-25  発行年： 2010年01月13日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 蛋白質の折畳み過程の微視的な機構に注目し,過渡中間体の検出について,急速凍結(急冷)を併用したNMR分光測定(二次元¹³C-¹³C・MAS法)を適用して検討した。ビリンの頭部サブドメイン(35残基;HP35)の測定では,伸長状態(温度:90°C)からの急冷(10~20μs)での凍結により中間体を捕捉でき,NMRスペクトルは伸長構造と折畳み構造の他,過渡中間体(二次構造は天然の螺旋配座であるが三次構造は無秩序配座)の存在による重ね合せとなる。HP35の伸長配座から中間体(10μsで生成し,それ以後に消滅)へ,更に完全折畳み配座への転換の立体構造的な様相についても推測した。

シソーラス用語： *タンパク質 ,  *折畳み構造 ,  *中間体 ,  *過渡現象 ,  MASNMR ,  立体配座 ,  立体異性体 ,  *配座転移 ,  アクチン結合タンパク質 ,  構造 ,  ミクロドメイン ,  タンパク質プロセシング
準シソーラス用語： ドメイン ,  ビリン ,  *過渡状態 ,  蛋白質立体配座 ,  配座異性体 ,  微小ドメイン ,  ペプチド鎖伸長

分類 (2件)： ペプチド  (CF10080G) ,  分子構造  (EB03020Y)

タイトルに関連する用語 (6件)： 蛋白質 ,  折畳み ,  過程 ,  中間体 ,  固体 ,  核磁気共鳴法