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J-GLOBAL ID:201002260389102908   整理番号:10A0818641

大阪都市域における大気熱環境に対する都市構造の差と電力需要の影響

INFLUENCE OF DIFFERENCES IN URBAN STRUCTURE AND ELECTRIC POWER DEMAND ON ATMOSPHERIC THERMAL ENVIRONMENT IN OSAKA URBAN AREA
著者 (8件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 87-101  発行年: 2010年05月 
JST資料番号: G0637B  ISSN: 0912-2508  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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本論では,大阪市内の市街地に関する現地観測と数値シミュレーションから都市気温を形成する機構を検討している。現地観測では,事務所建築地区と住宅地区における高さ約2mの表面気温を測定し,両地区の電力需要量データを収集した。数値シミュレーションは,メソスケール気象モデル,都市キャノピーモデル,および建物エネルギー消費モデルを結合したモデルを用いて,水平1kmスケールの市街地内の大気熱環境を再現した。事務所建築地区と住宅地区の平均表面気温と電力需要量について,計算値と実測値の時間変動を比較するとともに,平日と休日における両地区の気温差の時間変動特性を示した。さらに,数値シミュレーション結果から市街地の熱収支を解析し,顕熱の供給減を検討した。その結果によると,事務所建築地区における平日の昼間顕熱供給のうち,空調操作による廃熱と事務所建物屋根面からの供給が全顕熱フラックスの約40%と35%を占めた。一方,住居地区では昼間顕熱供給は,道路面と屋根面からの供給が全顕熱フラックスの約40%と30%を占めた。この結果より,市街地のヒートアイランド対策として,事務所建築地区では建物屋根と空調廃熱に対するもの,住居地区では道路面と屋根面に対するものが有効であることを示した。
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分類 (1件):
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局地循環,気流 
引用文献 (9件):
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