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J-GLOBAL ID：201002260582165283   整理番号：10A0307927

ガスタービン高温化対応最新技術動向(その1:発電用)ガスタービン用高温部材の開発と実用化戦略-CO₂排出25%削減への貢献をめざして-

著者 (5件)： 原田広史 (物質・材料研究機構 超耐熱材料セ) ,  川岸京子 (物質・材料研究機構 超耐熱材料セ) ,  GU Yuefeng (物質・材料研究機構 超耐熱材料セ) ,  横川忠晴 (物質・材料研究機構 超耐熱材料セ) ,  藤岡順三 (物質・材料研究機構 超耐熱材料セ)
資料名： 日本ガスタービン学会誌  (Journal of the Gas Turbine Society of Japan)
巻： 38  号： 2  ページ： 71-77  発行年： 2010年03月20日 
JST資料番号： X0134A  ISSN： 0387-4168  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 新世紀耐熱材料プロジェクト(1999~2011年度,文部科学省/物質・材料研究機構)の成果を踏まえ,海外の新技術とも比較しながら,高温ガスタービン用Ni基超合金部材開発の現状を紹介した。はじめに,CO₂の排出削減への期待から,天然ガス複合発電とジェット機関とへの高温部材の適用について,現状を説明した。タービン翼材の開発については,鍛造合金から一方向凝固合金,単結晶合金への進化を述べた。更に単結晶合金では,クリープ強度向上を図ったルテニウムなどを含有する耐用温度1080°Cの第4世代合金TMS-138,および1100°Cの第5世代合金TMS-162,TMS-196等について詳述した。また,タービンディスク材の開発では,Ni基超合金とCo基合金を融合するという革新的概念に基づいて,物質・材料研究機構で成功裡に開発されたTMW合金について紹介した。

シソーラス用語： *耐熱材料 ,  開発 ,  減少 ,  複合サイクル発電 ,  ジェット機関 ,  合金 ,  クリープ強さ ,  ルテニウム ,  タービンディスク ,  超合金 ,  コバルト合金 ,  天然ガス ,  二酸化炭素排出量削減 ,  *ガスタービンエンジン ,  タービンブレード ,  ニッケル基超合金 ,  内燃機関 ,  機械的性質 ,  強度 ,  *機械 ,  *流体機械 ,  *タービン
準シソーラス用語： *ガスタービン ,  タービン翼 ,  Ni基超合金 ,  TMW合金 ,  *高温部材 ,  単結晶合金

分類 (2件)： ガスタービン  (PB02040Y) ,  環境問題  (SA01020V)

引用文献 (12件)：

• 原田広史. 高温学会誌. 2007, 33, 5, 237
• O'HARA, K. S. U. S. Patent 5,482,789A. 1996
• CARON, P. Superalloys. 2000, 737
• ZHANG, J. X. Mat. and Mat. Trans. A. 2002, 33A, 3741
• ZHANG, J. X. Acta Mater. 2005, 53, 4623

タイトルに関連する用語 (9件)： ガスタービン ,  高温化 ,  技術動向 ,  発電 ,  高温部材 ,  開発 ,  実用化 ,  戦略 ,  CO2排出