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J-GLOBAL ID：201002261359294787   整理番号：10A0153082

リグノセルロースからのバイオエタノール製造における環境低負荷型前処理条件の検討

著者 (6件)： 秀野晃大 (愛媛大) ,  川嶋文人 (愛媛大) ,  福岡正義 (愛媛大) ,  森田英嵩 (愛媛大) ,  本田克久 (愛媛大) ,  森田昌敏 (愛媛大)
資料名： バイオマス科学会議発表論文集
巻： 5th  ページ： 76-77  発行年： 2010年01月20日 
JST資料番号： L6019A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 地球温暖化防止の観点から,木質バイオマスからのバイオエタノール製造の実用化が望まれている。この製造プロセスには前処理,糖化,発酵,蒸留精製工程が必要である。前処理は重要な工程であり,現在の濃硫酸をも散る方法は環境負荷が大きいと言った問題が有る。本研究はリグノセルロースからのバイオエタノールの生産を目指し,低コストで高透過率を可能にする,環境負荷が少ない工程の開発を目的とした。粉砕したヒノキを材料に,水熱処理の実験条件を検討し,糖化試験によって評価した。2種の混合溶媒(水-エタノール,水-エチレングリコール)に酢酸を添加し高圧容器で熱水処理を行った。最適温度条件はエタノール系で140°C,エチレングリコール系で170°Cであり,グルコース収率58%程度を得た。

シソーラス用語： *リグノセルロース ,  バイオマス ,  脂肪族アルコール ,  生物燃料 ,  減少 ,  負荷 ,  前処理 ,  木質材料 ,  *溶媒 ,  *プロセス開発 ,  プロセス解析 ,  *最適条件 ,  *ヒノキ ,  粉砕媒体 ,  ジオール ,  木質バイオマス
準シソーラス用語： バイオエタノール ,  環境負荷低減 ,  *混合溶媒

分類 (2件)： 木材化学  (FF05040V) ,  生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y)

物質索引 (2件)： エタノール ,  エチレングリコール

タイトルに関連する用語 (4件)： リグノセルロース ,  バイオエタノール ,  環境 ,  処理条件