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J-GLOBAL ID：201002261410687110   整理番号：10A0713064

現場利用を指向した水田水温の日変化推定モデル

著者 (3件)： 平井康丸 (九大 大学院農学研究院) ,  別府佑一郎 (ヤクルト本社) ,  濱上邦彦 (愛媛大 農)
資料名： システム農学  (Journal of the Japanese Agricultural Systems Society)
巻： 26  号： 3  ページ： 105-113  発行年： 2010年07月10日 
JST資料番号： L1606A  ISSN： 0913-7548  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 情報技術を用いた農業において,低コストで農業情報を収集もしくは提供するシステムの開発が不可欠である。本稿では,現場利用を指向した水田水温の日変化推定モデルを次の項目に沿って記述した。1)材料及び方法(研究サイトの概要,データ収集,気象要素,水田の水温・地温・湛水深,灌漑水流量,水管理,浸透量,水田の熱収支式,水田水温推定モデル,水田水温モデルのパラメータ,水田水温推定モデルの時系列入力値,水田水温の推定精度の評価),2)結果,3)考察(推定誤差の発生要因,推定モデルの実用性について),である。作成モデルは水温の日変化を良好に再現し,また水温推定に必要なデータ収集の項目を削減することができた。

シソーラス用語： *水田 ,  水温 ,  農業経営 ,  情報利用 ,  情報処理 ,  日変化 ,  データ収集 ,  気象要素 ,  地温 ,  湛水 ,  灌漑用水 ,  水管理 ,  熱収支 ,  水稲 ,  その場観察
準シソーラス用語： 推定モデル ,  低コスト

分類 (2件)： 稲作  (FC03020C) ,  農業経済,農業経営  (FB01020L)

引用文献 (24件)：

• 新井正・西沢利栄, 1974, 水温論, 共立出版株式会社, 東京, pp. 271-274.
• 服部重昭, 1985, エネルギー収支からみた森林蒸発散, 水利科学, Vol. 29, No. 5, pp. 1-23.
• 平藤雅之, 2004, フィールドサーバによるセンサネットワークとユビキタス環境, 農業機械学会誌, Vol. 66, No. 4, pp. 4 -9.
• 広田和良・福本昌人・渡辺力, 2001, 第6章 地中熱流量と水体・森林貯熱量. 塚本修・文字信貴編: 地表面フラックス測定法, 日本気象学会, 東京, pp. 141-147.
• 井上君夫, 1985, 水田微気象のシミュレーションモデル, 農業気象, Vol. 40, No. 4, pp. 353 -360.

タイトルに関連する用語 (5件)： 現場 ,  水田 ,  水温 ,  日変化 ,  推定モデル