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J-GLOBAL ID:201002261463158151   整理番号:10A0331585

種子蛋白質突然変異体水稲栽培品種LGCsoftの熟成時における穀類の可消化蛋白質濃度に及ぼす温度の影響

Effects of Temperature on the Digestible Protein Content of Grains during Ripening in a Seed-protein Mutant Rice Cultivar LGCsoft
著者 (3件):
資料名:
巻: 13  号:ページ: 132-140 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: L3405A  ISSN: 1343-943X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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種子蛋白質突然変異体水稲栽培品種LGCsoftの水稲の可消化蛋白質濃度に及ぼす登熟期間の間の温度に対する影響を検討した。植物は穂ばらみ期までは自然条件下で成長させ,その後に24.0°C,28.0°Cと30.6°C(平均気温)に温度制御した温室セットで成長させた。米粒のタンパク質組成とタンパク量を定量的に分析した。LGCsoft穀類のタンパク質組成は温度条件によって異なった。総蛋白質で消化可能な比率は高温条件では高い。消化が困難な蛋白質(特に13kDaプロラミン)は高温条件では低かった。正常体型栽培品種Nihonmasariのタンパク質組成(LGCsoftの最初の栽培品種でもあった)は温度と伴に変化した。しかし,総蛋白質で消化可能な比率に及ぼす温度の影響は,NihonmasariにおけるよりLGCsoftにおいて大きかった。24.0°Cと30.6°C条件下での穀類の可消化蛋白質の比率はNihonmasariにおいて,それぞれ74.3%と81.3%であった。他方,それらはLGCsoftにおいて,それぞれ52.0%と63.1%であった。LGCsoftにおいて,穀類の総蛋白質濃度は70.6~72.5mg g-1であり,それは登熟期間の間にわずかに温度で影響を受けた。したがって,24.0°Cと30.6°C条件の下の穀類の可消化蛋白質濃度は,LGCsoftにおいて,それぞれ36.7mg g-1と45.7mg g-1であった。可消化蛋白質濃度は総蛋白質に消化できるものの増加した比率のため,昇温でより高かったことがはっきりした。(翻訳著者抄録)
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稲作 
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