文献

J-GLOBAL ID：201002261524894220   整理番号：10A1753512

赤ラズベリーにおけるミリセチン,ケルセチン及びケンペロールの(+)-メチルジャスモン酸誘導生物合成

(+)-Methyl Jasmonate-Induced Bioformation of Myricetin, Quercetin and Kaempferol in Red Raspberries

著者 (3件)： DE LA PENA MORENO Fernando (Consejo Superior de Investigaciones Cientificas (CSIC), Madrid, ESP) ,  BLANCH Gracia Patricia (Consejo Superior de Investigaciones Cientificas (CSIC), Madrid, ESP) ,  RUIZ DEL CASTILLO Maria Luisa (Consejo Superior de Investigaciones Cientificas (CSIC), Madrid, ESP)
資料名： Journal of Agricultural and Food Chemistry  (Journal of Agricultural and Food Chemistry)
巻： 58  号： 22  ページ： 11639-11644  発行年： 2010年11月24日 
JST資料番号： C0251A  ISSN： 0021-8561  CODEN： JAFCAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 赤ラズべりーを容器内に入れ,(-/+)-メチルジャスモン酸(MJ)エタノール溶液,(-)-及び(+)-MJ画分のエタノール溶液を含むバイアルを置き,25°Cで24時間放置して蒸気に曝した後取り出し,10°Cで7日間保持した。処理赤ラズべりーはメタノール- 塩酸で加水分解後,フラボノール類をHPLCで定量した。エタノールと組み合わせた(+)-MJ処理によりミリセチン,ケルセチン及びケンペロール含量が有意に増加した。(-)-及び(+)-MJの存在によるフラボノン3β-ヒドロキシラーゼ(FHT)及びフラボノールシンターゼ(FLS)の阻害効果が示された。(+)-MJはL-フェニルアラニンから(-/+)-ナリンゲニン形成を調節するフェニルアラニンアンモニアリアーゼ(PAL)活性を促進することが示唆された。

シソーラス用語： エナンチオマ ,  *キイチゴ属 ,  対供与体オキシゲナーゼ ,  *食品成分 ,  食品分析 ,  定量分析 ,  高速液体クロマトグラフィー ,  化合物 ,  誘導体化 ,  合成酵素 ,  酵素阻害 ,  *ポストハーベスト ,  オレフィン化合物 ,  脂環式ケトン ,  ケトエステル ,  ケトン ,  酸素複素環化合物 ,  多価フェノール ,  フラボノイド ,  芳香族縮合化合物 ,  ヒドロキシケトン
準シソーラス用語： フラボノールシンターゼ ,  フラボノン3β-ヒドロキシラーゼ ,  赤ラズベリー ,  誘導体

分類 (3件)： 果実とその加工品  (FJ11030Z) ,  食品の化学・栄養価  (FJ01020J) ,  植物の生化学  (EH01050J)

物質索引 (8件)： (+)-ジャスモン酸メチル ,  (-)-ジャスモン酸メチル ,  ケルセチン ,  ケンペロール ,  フラボノール ,  ミリセチン ,  エピジャスモン酸メチル ,  (-)-エピジャスモン酸メチル

タイトルに関連する用語 (8件)： 赤 ,  ラズベリー ,  ミリセチン ,  ケルセチン ,  ケンペロール ,  酸 ,  誘導 ,  生物