文献
J-GLOBAL ID:201002261593531776   整理番号:10A0771030

引張応力下のZr基金属ガラスの弾性変形の原子スケールのキャラクタリゼーション

Atomic-Scale Characterization of Elastic Deformation of Zr-Based Metallic Glass under Tensile Stress
著者 (9件):
資料名:
巻: 51  号:ページ: 1381-1385 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: G0668A  ISSN: 1345-9678  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
高エネルギーX線散乱法を用いて,引張応力下でZr<sub>55</sub>Al<sub>10</sub>Ni<sub>5</sub>Cu<sub>30</sub>バルク金属ガラスの弾性変形挙動をその場観察した。2つの解析方法,逆空間法および直接空間法を適用した。見掛けの原子空間の計算で使用される逆空間法は,数ナノメータの範囲の歪を評価することができる。この方法は,101GPaおよび0.38のマクロ的値と比較してそれぞれ大きなYoung率(115GPa)および小さなPoisson比(0.32)を生じることを見出した。したがって,マクロ的変形はX線散乱法によってキャラクタリゼーションしたミクロ的変形より大きい。この特徴は,ガラス構造に局部的に存在し弾性段階で著しい変形サイトとして働く,弱く結合した構造の不均一領域の可能性を示している。直接空間法は,Zr-Zr最近接ペアがZr-Cuペアに比べ負荷荷重に対しより高い感受性を有していることを示唆している。さらに,第一の殻(r<0.4nm)中の最近接ペアはともに第二あるいはより高次の配位殻(r>0.4nm)に観察される変形と比較して少ない変形を示す。第一の殻中の自由体積が原子のすべりを支援するという仮説で,この変形能ギャップを説明する。この結果,第一の殻中より第二あるいはより高次の配位殻中において歪がより大きくなる。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
金属の機械的性質 

前のページに戻る